2012年8月13日

バレンタインデー(!?)のプレゼント

2012年8月11日(土)

初めてのアフタヌーン・ティー体験です。


それは半年も前のこと。けちくさい私は、近所のスーパーでの買い物で貯めたポイントを使って二人用アフタヌーン・ティー引換券を手に入れ、夫へのバレンタインプレゼントにしました。すぐに使ってくれると期待していたのですが、「春になってからのほうが雰囲気がいいんじゃない?」と夫。ところが、3月が過ぎ、4月が終わり、5月、6月、7月・・・一向に動く気配がありません。「このまま夫に任せていては、来年1月の引換券有効期限を過ぎてしまう」と焦った私は、8月初めに「今月11日にアフタヌーン・ティー決行!予約の電話を入れるように!」と夫に命令したのでした。


出かけたのはこちら、ライ (Rye) にあるホテルの中でひときわ外観の目立つ「ライ・ロッジ (Rye Lodge) 」です。ライで生まれ育った夫の記憶によると、昔は学校だった建物だとか。


サンドイッチと紅茶を運んできてくれたウェイターが、なんと夫の同級生!子どものころもおどけた人だったとのことですが、「このティーポット、けちってティーバッグを半袋しか入れていないから、お茶がちゃんと出るまで少し待って。」とか「食べ終わったら、キッチンに来て洗い物をしてもらうことになっているから。」とか飛ばしまくって笑わせてくれました。

紅茶は夫の好きなアッサム・ティー。サンドイッチは、スモークサーモン、ハムときゅうりとトマトとレタス、チーズとピクルス、ハムとマスタードの4種類でした。


続いてクリーム・ティーです。スコーン2つとクロテッド・クリーム、ジャムはストロベリー、ラズベリー、ブラックカラントの3種類。手前の袋はジャムと同じリッチフィールズ (Lichfields) のチョコチップ・クッキー2枚入りです。夫のクッキーは種類が違ったので、1枚交換して両方食べましたが、どちらも甘さがかなり控え目で驚きました。フルーツケーキは苦手なほうなのですが、イギリスのケーキにしては軽めで、スパイスがしっかりきいていて、予想外においしかったです。

三段重ねのトレイに、サンドイッチ、スコーン、色とりどりのプチケーキという一般的なアフタヌーン・ティーのイメージとは少し違いましたが、「引換券」客だから文句は言いません(笑)。楽しいバレンタインデーでした(←こらこら)。

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