2015年6月9日

コブルズ・ティールーム

2015年6月6日(土)②


ウィンチェルシー・ビーチからライまで歩いた後、ライ (Rye) の街でお茶をすることにしました。訪ねたのは、去年の9月に空振り(詳しくは→ピアッティ・カルテットの公開練習、そして空振り)して以来ずっと気になっていたコブルズ・ティールーム (The Cobbles Tea Room) 。この日はこのとおり開いていました(笑)。

ライの観光案内所の方から「日本人のお客様からよく『コブルズ・ティールーム』はどこにあるのかと尋ねられます」と聞いたことがあります。きっとガイドブックや雑誌で紹介されているんでしょうね。小さな路地を入ったところにあり、看板や外装がかわいらしいのが特に日本人女性に受けているのでしょうか(・・・って、私も日本人女性の端くれですが)。確かに絵になるお店です。


店内に入ると、コーヒー&くるみのケーキ、ヴィクトリア・スポンジ、キャロットケーキ(←このにんじんのケーキがこのお店の「売り」のようです)、レモン・ドリズルなど、イギリスのティールーム定番のケーキが並んでいるのがまず目に入ります。


前庭と裏庭の席もありますが、やや肌寒い日だったので私たちは奥の室内席へ。お客さんが大勢いたので写真を撮るのは遠慮しましたが、店内は、よく言えば小ぢんまりとした感じ、悪く言えばちょっと窮屈な感じでした。


私たちはクリーム・ティー(£4.70)をいただきました。クロテッド・クリームとジャムがたっぷり無造作に盛られているのが素朴でいいですね。ところで、クリーム・ティーをいただく時は、まずスコーンを横半分に切って、その両断面にクロテッド・クリームとジャムを塗るわけですが、クリームとジャムの順番がよく取沙汰されます。クリームを先に塗ってその上にジャムを載せるデヴォン流と、ジャムを先に塗ってその上にクリームを載せるコーンウォール流。要は好みの問題だと思いますが、私は「ジャムが下、クロテッド・クリームが上」の方が、どちらの味もしっかり味わえる感じがして好きです。

ずっと行ってみたいと思っていたティールームへ行くことができてうれしかったです。でも、個人的には、今は残念ながら閉店してしまったスワン・コテージ・ティールーム (Swan Cottage Tea Rooms) の雰囲気の方が好みでした。(過去の記事ロイヤル・ミリタリー・キャナル・パス その1に外観の写真のみ載せています。どうして紹介記事を書かなかったのか・・・と後悔。)

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