2018年10月22日

バロック音楽演奏会(ヘイスティングス古楽祭)

2018年10月19日(金)

10月18日(木)~21日(日)に開催された新しいイベント『ヘイスティングス古楽祭 (Hastings Early Music Festival) 』で「バロック音楽巨匠の時代 (Age of Baroque Virtuoso) 」と題して行われた演奏会に出かけました。


演奏中に写真を撮るわけにはいかなかったので、以下の写真はコンサートが終わった後でちょこっと撮った会場風景です。


この演奏会は、古楽器を使って、できるだけ当時の演奏様式を再現しようというものでした。バイオリン(3名)、ビオラ、チェロ、コントラバス、チェンバロ(ハープシコード)の7名編成が基本で、曲によってフルートやギターデュオが加わりました。

<演奏プログラム>
ブロウ『ヴィーナスとアドニス』序曲
パーセル『妖精の女王』から数曲
ブロウ『ヴィーナスとアドニス』グラウンド
テレマン『ヴァイオリン協奏曲イ短調  TWV 51』
バッハ『ブランデンブルク協奏曲第5番 BWV 1050』
(20分間休憩)
ヴィヴァルディ『マンドリン協奏曲』
コレッリ『合奏協奏曲作品6第1番』
ヴィヴァルディ『四季』から「秋」

演奏曲目がイベント告知の小冊子やウェブサイトに掲載されていたものから少し変更されていましたが、クラシック音楽の知識が浅い私には問題なし。各曲の演奏前に簡単な解説をしてくれたので、存分に楽しむことができました。


小さな会場で舞台と客席が近く、私たちは一階の前から4列目に座ったのですが、本当に間近に見えました。また、クラシックコンサートと言っても、肩のこらないくだけた雰囲気があって、20分間の休憩時にも演奏者と観客が飲み物を飲みながら談笑している光景などが見られました。


会場 (St Mary in the Castle) は、かつての教会を改造した建物だそうです。ヘイスティングスの観光案内所にチケットを買いに行った時に、係員の方が「階上席を選ぶ場合は、椅子が硬くて座り心地が悪いから、座布団か何かを持っていった方がいいですよ」と言っていたのが印象的だったのですが、なるほどこの日も大きなクッションを抱えてきている観客が何人かいました。

演奏会には夫も私も大満足。私たちは夜に出かけることが滅多にないので、それも新鮮で楽しい経験でした(笑)。

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