2010年8月29日

スモールハイス

2010年8月28日(土)①

ライ (Rye) に車を停めて、バスでテンターデン (Tenterden) まで行き、約2マイル(3キロ強)歩いてスモールハイス (Smallhythe) へ・・・という予定だったのですが、ライの町までもう少しというところで、工事か何かで道路が通行止めになっていて、Uターンして迂回しなければならないと言われました。そうするとバスの時間に間に合わないし、その次のバスは2時間後なので、仕方なくテンターデンまで車で行くことにしました。テンターデンの駐車場に入って料金を確認すると、30分まで0.4ポンド、1時間まで0.8ポンド、2時間まで1.6ポンド、3時間まで2.4ポンド、4時間まで3.2ポンド・・・と、ここまではよかったのですが、4時間以上がなんと一律10ポンド!別の駐車場を2~3か所当たってみましたが、どこも料金は同じでした。10ポンドも払う気はなかったので、結局歩くのをあきらめてスモールハイスまで車で行く羽目に陥ってしまいました。

スモールハイスは中世イギリスの最も重要な造船所の一つでした。遅くとも13世紀には造船業が盛んになっていて、15世紀には王室のための船を作ったりもしていました。しかし16世紀ごろから、海岸線の変化で大型船の出入りができなくなるのに伴って廃れていったそうで、今はとても小さな部落になっています。


この日、聖ジョン教会では「フラワー・フェスティバル」が行われていました。案内係の男性に入り口で「『フェスティバル』というほど賑やかではありませんが、小村の教会の雰囲気を楽しんでください。」と言われました。


教会内は、至るところに美しい花の飾りつけが行われていて、かわいらしい印象を受けました。また、地元の人たちが焼いたケーキやお菓子が売られていて、教会の外には小さな喫茶コーナーも設けられていました。「手作り」という言葉がぴったりの、こぢんまりとしたイベントでした。

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