ケント (Kent) のロルベンデン (Rolvenden) からテンターデン (Tenterden) まで、ハイ・ウィールド・ランドスケープ・トレイル (High Weald Landscape Trail) の一部を4マイル弱(6km強)歩きました。
午前10時半ごろ、バスでロルベンデンに到着してウォーキング開始。イギリス生まれのアメリカ人作家フランシス・ホジソン・バーネット (Frances Hodgson Burnett, 1849-1924) が『秘密の花園 (The Secret Garden) 』の着想を得たという「グレート・メイサム・ホール (Great Matham Hall) 」の近くを通り過ぎて、ロルベンデン・レイン (Rolvenden Layne) の村に向かいました。
下見張り (weatherboards: 家の外部の壁をおおう横板張で、各板が少しずつ重なり合うように取り付けたもの) の家。夫の話では、特にケントに多く見られるそうです。
この日は、とにかく麦畑に次ぐ麦畑。畑のそばの道を歩くところもあれば、畑の中を突っ切って歩くところもありました。今年のイングランド南東部は、雨が異常に少なくて、農作物が心配されています。(翌日の日曜日に雨らしい雨が本当に久しぶりに降りました。ふだんは雨嫌いですが、なんだかホッとしました。)
午後2時半ごろにテンターデンの町に到着後、ケント&イースト・サセックス鉄道 (The Kent & East Sussex Railway) の駅に行ってみました。
イギリスには、廃線になった路線をボランティアの人たちが再開し、主に観光・レジャー用に運営している鉄道がたくさんあります。ケント&イースト・サセックス鉄道もその一つで、ケントのテンターデンとイースト・サセックスのボディアム (Bodiam) を結ぶ10.5マイル(17km弱)を走っています。
テンターデン・タウン駅は、最初にオープンした1903年からほとんど変わっていないようです。車を運転せず、岡山では珍しく片道2時間の電車通勤をしていた私だからか、鉄道にはけっこう愛着を感じます。この日は列車には乗らなかったのですが、駅のホームで1時間半以上過ごし、立派なカメラを持っている人たちに交じって、小型コンパクトカメラで(夫があきれるほど)写真を撮りまくりました。その後は、テンターデンの町を少し散策して、午後5時過ぎのバスで家路につきました。
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