2011年7月23日(土)
7月23日(土)~29日(金)に開催中の「ホィットステーブル・オイスター・フェスティバル(牡蠣祭) (Whitstable Oyster Festival) 」に行ってきました。(実際の発音は「ウィットスタブル」または「ウィッツタブル」に近い感じですが、例によってGoogle 地図の表記に従っておきます。)
牡蠣といえば冬ですが、このイベントは夏場の岩牡蠣 (rock oyster) がメインになっているようです。私にとってはイギリスで初めて食べる牡蠣、ということで楽しみにして出かけました。
ロンドンからなら電車でまっすぐ行けるようですが、わが家からだと「バスに乗って最寄駅へ→電車でアシュフォード (Ashford) 駅へ→電車を乗り換えてカンタベリー (Canterbury) 西駅へ→バスに乗ってホィットステーブルへ」という3時間がかりの長い道のり。それもこれも牡蠣のため、と頑張って(?)午前11時ごろに到着しました。
心配していたお天気も、晴れたり曇ったりしましたが、雨は降ることがなく良かったです。それよりも、この日は強い北風が吹いていて、7月下旬だというのに上着が脱げない肌寒さ。が、それもこれも牡蠣のためです。
町中でいろいろな催しが行われていますが、私のお目当ては、牡蠣をはじめ食べものがたくさん並んでいる中央会場です。
食べものやアート・手工芸品など70を超える出店数で、活気がありました。でも、しつこいですが、この日のメインは何といっても牡蠣!
牡蠣を売るお店はどこも行列ができていて、スタッフは殻を開けるのに大忙しでした。こういうイベントではほとんど何も食べない夫は、いつものように「僕はいい(食べない)」と言いますが、この日はそんな夫につきあっているわけにはいきません。生牡蠣と、ビール入りの衣をつけて揚げた牡蠣をいただきました。幸せでした。
デザートには「シンプリー・アイスクリーム (Simply Ice Cream) 」。過去に二度食べてとても気に入っているアイスクリームです。アイスクリーム日和とは言えないお天気でしたが、私が暮らしている町では売っていないので、このチャンスは逃せません。夫はメープル&くるみ、私はピスタチオのアイスクリームを食べました。それから、家への持ち帰り用に「ケント・クリスプス (Kent Crisps) 」のオイスター&ビネガー味のポテトチップスを買いました。
リサイクル用の牡蠣の殻が山になっているところは壮観です。中央会場のクラフト店では、きれいに絵付けされた牡蠣の殻も売られていました。
夕方からはパレードなども予定されていましたが、帰りも長くなるので私たちは午後3時ごろに会場を後にしました。有名なホィットステーブル産の牡蠣が旬になる9月以降にぜひまた牡蠣を食べに行きたいものです。
<おまけ>
こういうイベントで時々見かけるイギリスの民俗舞踊「モリス・ダンス (morris dance) 」。男性がグループで踊るのが一般的ですが、この日はソロで踊っているのを見たので動画でご紹介します。
うわぁ、パエリヤも生牡蠣も美味しそう!!
返信削除せっかく行ったんですからご主人に遠慮する必要は無いと思いますよ。お互いに食べたい物を食べればいいんですから。
バラ・マーケットの牡蠣はもうひと回り粒が大きいです。サフォークかノーフォーク産だったような気が・・・。いつかご一緒しましょうね!
そうそう、グーグルマップのカタカナ表記に習うのは微妙かもしれません。だって本当の発音とあまりに違うときがあるんですもん!Sparkyさんが感じた発音をそのままカタカナにすれば良いのではないでしょうか?だってそちらの方が「本物」なんですから(*^。^*)
>おぎめぐさん
返信削除バラ・マーケット、いいですね。ロンドンに行く楽しみがどんどん増えて
いきますが、いつ実現できるかなぁ。
地名表記の件ですが、このブログをちょこっと覗いてくださる方々は、
ある特定の地名で検索をかけて情報を求めていらっしゃるようなので、
グーグルマップの地名表記にしたがっておくと見つけやすいかなぁ・・・
と。でも、実際の発音とあまりに違うと、結局はそれに触れずには
いられないんですよね。
ウィスタブル、くうぅぅ、牡蠣美味そうですね。
返信削除前から行きたい行きたいと思っていたのですが、こんなフェスティバルがあったとは。。。
ちなみに私、この間一時帰国で日本に帰ったのですが、
東北の秋田あたりでも真夏の岩ガキはかなり美味しいです。
>hikoさん
返信削除フェスティバルのウェブサイトだったか、「今は岩牡蠣の季節です。
地元産の牡蠣が旬になる9月以降にまた食べに来てください。」
みたいなことが書かれていて、「そうか、再度来させようという
魂胆なんだな」と思いました。値段は3倍ぐらいするらしいですが・・・。