箱根1日目

2年半ぶりの帰省のため、11月8日から25日まで留守にしていました。私にとっては里帰りですが、夫にとっては外国旅行。退屈させないように（？）ジャパンレールパスを活用してあちこち出かけた旅の記録を残しておこうと思います。ブログのタイトルに反してしばらく日本の記事が続きますが、よろしければお付き合いください。

2011年11月10日（木）

前日の夕方に成田到着。その夜は東京のホテルに泊まり、この日の朝から箱根1泊旅行に出かけました。この旅行を企画したのは、夫が富士山を見たがっていたから。今回が3回目の日本となる夫ですが、まだ見たことがなかったのです。統計によると、11月は好天が多くて富士山を見るにはいちばんいい時期だということで、一時帰国の計画を始めたころ早々に宿を予約して準備万端･･･のはずだったのですが、あいにくこの日は曇天。富士山は見えそうにありません。

箱根フリーパスを使って、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイを乗り継ぎ、大涌谷へ。「1個食べると7年寿命が延びる」と言われる名物「黒たまご」を食べている大勢の人たちを横目に見つつ、噴煙地を観光しました。

昼ごはんには「大涌谷カレー」。温玉なしのものをいただきました。辛いものが苦手な夫は、ホットケーキなんてかわいらしいものを食べていました。

昼食後は、再びロープウェイに乗って桃源台まで行き、箱根登山バスに乗り換えて仙石原ススキ草原へ。雨がぽつぽつ降り出しましたが、黄金色のススキの中、しばらく散策を楽しみました。

この日の宿は、箱根湯本の「結いの宿 弥栄館」。温泉が初めてで、「大きなホテルより小さい旅館に泊まりたい。」とか「共同浴場は不安だ。」などと言う夫のために、露天風呂付き客室を奮発しました。その甲斐あって、窓を開け放って外の景色を眺めながらの入浴は格別な気分。

豪華な料理が食べきれない（残念！）ほど目の前に並ぶ食事をいただき、時差ぼけの身体を何回も温泉に浸からせて滞在を満喫しました。