毎年恒例のイベント「ヘイスティングス・オールド・タウン・カーニバル・ウィーク (Hastings Old Town Carnival Week) 」(今年は7月26日~8月3日に開催)。三つの催しに参加してきたので、順番に書いていきます。
一つ目は、ジョージ・ストリート (George Street) のガイド・ウォーク。午前10時から約1時間。参加費 3ポンド50ペンス。参加者は私を含めて8名でした。
ジョージ・ストリートは、さまざまなお店がにぎやかに並び、観光客も多い通りです。私もよく通る場所ですが、この日は説明を聞きながら歩けるというので出かけてみました。ガイドの方が、昔の様子がわかる写真やイラストを使いながら通りにまつわる歴史のあれこれを解説してくださって、充実した内容でした。
・・・が、メモを取るほど気合いは入っていなかったので、年号などは頭に入っていないし、昔の写真は手元にないし、ここにガイド・ウォークの再現はできません(←言い訳)。通りの様子だけちょっとご紹介、ということで(笑)。
イギリスの街中を歩く時には、2階から上に注目!1階は不動産屋のこちら、かつては町役場だった建物だそうです。そう言われてはじめて紋章のようなものに目が行くのですが、これまでは全然気づいていませんでした。
通りをはさんで向かい合うレストラン (Black Pearl) とパブ (Ye Old Pump House) です 。パブの名前や外観は古そうなのですが、19世紀に建てられた元の建物が1953年に焼失し、1956年に再建されてからパブとして開業したようです。
やたらと海賊旗が飾られていますが、これは7月20日に行われたイベント「海賊の日 (Pirate Day) 」の名残です。こちらも毎年恒例のイベントで、何万人もの人が海賊の扮装をしてヘイスティングスに集結します。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長(ジョニー・デップ)もどきにいっぱい会えますよ(笑)。人込み嫌いの私は出かけて行ったことはありませんが、今年の様子を紹介する動画を見つけました。
話が大きく脱線してしまいましたが、本題のジョージ・ストリートに戻ります。
壁にレンガではなくタイル (mathematical tiles) を使った建物。もう一面の壁は下見張り (weatherboards) です。どちらもイースト・サセックス (East Sussex) 州とケント (Kent) 州に多く見られるとのこと。
ガイドの方曰く「ヘイスティングスには数少ないアール・デコ様式の建物」。こちらもふだん1階のゲームセンターにしか目が行っていませんでした。
通りからは少し奥まっていますが、1891年に竣工したケーブルカー、ウェスト・ヒル・リフト (West Hill Lift) の乗り場があります。3年前に一度乗った時に記事(ヘイスティングスのウェスト・ヒル)を書いています。
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