夏のシシングハースト・カースル・ガーデン① の続きです。
シシングハースト・カースル・ガーデン (Sissinghurst Castle Garden) を訪ねたのは三度目でしたが、今回初めて菜園 (Vegetable Garden) を見に行ってみました。庭園に付設されているレストランの料理には、ここで育てた野菜や果物を使っているそうです。収穫に余分が出ると、売店で販売もしているとのこと。
ひょろんと長いアスパラガスの姿は何だかコミカルな感じがしました。
「えっ?」と二度見してしまった「スパゲッティ」という名前のカボチャ(ウリ)。私は全然知らなかったのですが、日本でもキンシウリ(金糸瓜、錦糸瓜)、ソウメンカボチャ(素麺南瓜)、ソウメンウリ(素麺瓜)、イトカボチャ(糸南瓜)などの名前で知られているようですね。
(写真はタキイ種苗株式会社のウェブサイトから)
ゆでると果肉が糸状になることから、英語でも日本語でも「麺」にちなむ名前がつけられたそうです。
イギリスではベリー類が人気で、種類もいろいろあります。こちらはおなじみのラズベリー。
そして、こちらはローガンベリー (loganberry) 。私は食べたことがありません。ブラックベリーとラズベリーの交配種だそうです。
菜園では「borage」(和名は「ルリジサ」「ルリヂシャ」)という名札の付いたこの植物にいちばん目を引かれました。ハーブの一種で、サラダに使われるそうです。強壮効果があるので薬として用いたり、花弁からマドンナブルーと呼ばれる色の染料を採ったり、種子から抽出した油をアロマセラピーやサプリメントに使ったりもするそうです。
いろいろ勉強になりました(笑)。キンシウリ、ローガンベリー、ルリジサは機会があったら食べてみたいです。
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