2019年4月20日(土)
イースター・サンデー前日の土曜日、ブルーベル (bluebell) の花を見に出かけました。このところよく出かけているイックルシャム (Icklesham) から、ペット (Pett) 経由でフェアライト (Fairlight) まで森を7つ通って5マイルほど(約8km)歩きました。
ブルーベルはイギリスの春の風物詩の一つ。私たちも毎年「お花見」に出かけます。
一つ目の森を抜けた後通りかかった農場では、あどけない子羊の姿にまたまた頬がゆるみます。
気温が20℃を超えるかなり暖かい日だったので、厚いウールのセーターを着た羊たちは、やる気なさげに(?)日陰にうずくまっていました。
イギリスには「ブルーベルの森」が有名な庭園があちこちにあります。入場料を取るところが多いようですが、きれいに手入れされていて、大勢のお客さんで賑わいます。私たちも6年前に、ケント州にあるホール・パーク (Hole Park) という庭園にブルーベルを見に行ったことがあります(→過去記事「ホール・パーク再び」)。
でも、公共のフットパス (footpath) がある森ならば、無料で自由に歩くことができ、こうしてブルーベルのお花見が楽しめます。倒木があったり枝が伸び放題の木があったりで、見た目はごちゃごちゃしているかもしれませんが(笑)。
ブルーベルの青いカーペット目当てのウォーキングでしたが、ウッド・アネモネ (wood anemone) の白いカーペットも堪能しました(右側の写真)。
森から森へと歩いている途中には、金網の向こうからじっとこちらを見つめる子羊ちゃんや、凛々しい白馬、目元と口元に隈取を施したような迫力のある(キョンシーみたいな)顔をした羊、姿がちらっと見えたキジ・・・などに出会いました。
この日は7つの森を通ったのですが、家族連れや犬の散歩をしている人たち合計3組とすれ違っただけ。周りにほとんど人がいない状態で、静かにお花見を満喫することができました。
左側の写真は、ペット村のパブ「The Two Sawyers(二人の木挽き)」。まだ入ったことがなく、今回も素通り。右側の写真は、村で見かけた風情たっぷりの草葺屋根のお宅です。
今年も気持ちいいブルーベルウォークができました。
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