2024年10月23日

江戸時代の宿場町・矢掛

2024年10月10日 (木)

岡山県西部に位置する矢掛(やかげ)は、江戸時代に宿場町として栄えた場所です。


私の実家がある倉敷市からそれほど遠くはないのですが、この日は、電車に乗る前に済ませなければならない用事に思いのほか時間を取られてしまい、到着が昼過ぎになってしまいました。


そこで、散策前にまずは昼ごはん。やかげ町家交流館 内の「やかげ茶屋」で10月のランチをいただきました。矢掛町産の食材をふんだんに使った定食でした。食べるのに夢中になってしまい、ランチの実物の写真を撮るのを忘れてしまったので、メニューの写真で失礼します(笑)。


町の観光情報や地図などが手に入る 矢掛ビジターセンター問屋 に行ってみました。


中庭の写真を撮っていると、職員の方が「庭に入っていただいてもかまいませんよ」と声をかけてくださったので・・・


・・・遠慮なくお邪魔しました。


旧矢掛脇本陣髙草家住宅。かつて金融業で財を成した髙草家の旧家で、参勤交代の際に、大名に次ぐ家老や奉行などが宿泊した脇本陣です。開館日は週末だけなので、この日は外から眺めるだけ。


そして、大名が宿泊した 旧矢掛本陣石井家住宅 です(本陣と脇本陣の両方が重要文化財として残るのは、日本で唯一ここ矢掛だけだそうです)。こちらは開館日だったので、中に入ってみました。


大名たちが宿泊・休憩に使用した「上段の間」。


誰がここに宿泊したかを記す宿札。


石井家の家業であった酒造の蔵にも、いろいろな歴史資料が展示されています。


帰りの井原鉄道・矢掛駅のホームに何だかとても派手な列車がやって来ました。写真を撮りたかったのですが、残念ながら十分な時間がありませんでした。後日井原鉄道のウェブサイトを覗いてみたところ、「戦国列車」という特別車両だったようです(リンクをクリックして、ぜひご覧ください)。車両の中もこんな感じで「戦国」でした。

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