2010年6月23日

ヘイスティングス旧市街(オールド・タウン)

2010年6月22日(火)

ヘイスティングス歴史保存会 (Old Hastings Preservation Society) が5月4日から9月21日まで毎週火曜日(8月は火曜日と木曜日)にオールド・タウン (Old Town) で行っているガイドウォークに参加しました。


午後2時30分にウェスト・ヒル (West Hill) にやって来た参加者は私を含めて8人。まずは丘の上から街と海を眺めます。ヘイスティングスは漁業が盛んな町ですが、ちゃんとした港がありません。エリザベス1世 (Queen Elizabeth I, 在位1558-1603) 時代に港を造りはじめたけれど、財源がなくなって途中止めになり、ビクトリア女王 (Queen Victoria, 在位1837-1901) 時代にも同じことが起きて、結局そのままになっているようです。

丘を下ってオールド・タウンを歩きます。画家や作家など著名人が住んでいた家や、教会、旧牧師館、旧寄宿学校、テューダー様式・ジョージ王朝様式・ビクトリア朝様式の建物などについて、さすが歴史保存会らしく詳細な説明が続きます。背景知識に乏しい私には詳しすぎて、十分に理解できなかったのが残念です。


上の写真は「ディケンズの家」と呼ばれている建物です。作家のチャールズ・ディケンズ (Charles Dickens, 1812-1870) ゆかりの家のような響きですが、ディケンズが暮らしていたというわけではないそうです。


こちらは比較的新しい建物で、「チーズ一切れ」という名前がつけられた家 (The Piece of Cheese Cottage) です。外観がまさにチーズで、かわいらしい(?)です。

オールド・タウンには、「twittens」と呼ばれる、人一人がやっと通れるぐらいの狭い路地がたくさんあります。なんだか迷路のようなそんな路地に入っていって、いろいろな家のきれいな庭を見たりするのも楽しいです。

所要時間1時間30分前後のガイドウォークには、決まった料金はありませんが、歴史保存会への寄付が求められています。

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