2011年5月2日

ホール・パーク

2011年4月30日(土)

ロイヤル・ウェディングの翌日、義父に以前から薦められていた「ホール・パーク (Hole Park) 」を訪ねました。


「ホール・パーク」は、ケント (Kent) のロルベンデン (Rolvenden) とベネンデン (Benenden) の間にある庭園です。有名な観光スポットというわけではないので、訪れる人もそれほど多くはなく、ゆっくり見て回ることができます。小部屋のように仕切られたいろいろな庭と、森の中の遊歩道を歩くようになっている庭があって、趣の違う光景を楽しめます。


庭園内にたくさん見られる、仕切り壁のような役割をしているイチイの垣根は、1920年代に植えられたものです。年に一度きれいに刈り込まれ、刈られた枝葉は抗ガン薬の製造用に売られるそうです。


迫力のある藤の花。夫も「こんな藤は見たことがない。」と驚いていました。


森の庭は、色鮮やかなツツジやシャクナゲが満開で、とてもきれいでした。ブルーベルは、例年ならこの時期からが見ごろですが、今年は4月が異様に暖かかったので、そろそろ終わりという雰囲気でした。ワイルド・ガーリックが群生しているところがあり、ほのかに(?)ニンニクの匂いがしていました。


庭園は全体的に広々としていて、周囲や遠くに見える田園風景も心を和ませてくれます。夫は「予想外によかった!」と、ずいぶん気に入った様子でした。

「ホール・パーク」は、先日の記事に書いた「パシュリー・マナー庭園 (Pashley Manor Gardens) 」と同様、HHA (The Historic Houses Association) に所属しています。最近まで知らなかったHHAですが、「友の会」の会員になると入場が無料になる場所を調べてみたら、かなり魅力的(ただし、HHAに所属する場所がすべて無料というわけではないので注意!)。「次にナショナル・トラスト (The National Trust) の会員期限が来たら、更新せずにHHA友の会に入会して、今後はこの二つの団体を交互に利用するのも手かな?」(両方に入ると会費が嵩むし、有効利用できないかもしれないので・・・)などと考えているところです。

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