2011年4月28日

パシュリー・マナー庭園

2011年4月27日(水)①

タイスハースト (Ticehurst) にあるパシュリー・マナー庭園 (Pashley Manor Gardens) に「チューリップ祭」(記事→パシュリー・マナー庭園のチューリップ祭)を見に出かけました。


パシュリー・マナー庭園は、歴史的に由緒がある私有の邸宅や城、庭園などを支援するHHA (The Historic Houses Association) という協会がオークション会社クリスティーズ (Christie's) の後援で毎年行っているコンテストで1999年に最優秀賞を受賞した庭園です。

1262年、堀に囲まれた最初のマナー・ハウスがここに建てられました。1453年には、ヘンリー8世 (King Henry VIII, 在位1509-1547) の2番目の王妃でエリザベス1世 (Queen Elizabeth I, 在位1558-1603) の母であるアン・ブーリン (Anne Boleyn, 1507?-1536) の先祖が地所を買ったので、アンが子どもの頃ここに滞在したことがあったかもしれないと言われています。


現在のマナー・ハウスは、1543年にこの土地を買ったトマス・メイ卿 (Sir Thomas May) がテューダー様式で建てたものです。ジョージ王朝様式のファサードが1720年に加えられたそうです。邸宅は一般公開されていません。


邸宅の後面には藤の花がきれいに咲いていました。(余談ですが、藤は私の故郷岡山県倉敷市の市花で、なんとなく愛着がある花です。)庭園にはカフェが併設されていて、こうしてテラスでゆったりお茶の時間を楽しんでいる人が大勢いました。



庭園内には、あちこちに彫刻作品が展示されていて目を楽しませてくれます。値札がついている売り物もありました。

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