ヴィクトリア朝時代の1872年にオープンしたヘイスティングスの遊歩桟橋 (Hastings Pier) は、2008年に老朽化のため閉鎖され、2010年10月に放火のためほぼ全焼しました。2015年夏の再開を目指して進められた修復工事は予想通り大幅に遅れました(笑)が、2016年4月27日に再オープンし、5月21日には祝賀イベントが行われました。
かなり遅まきながら、私も桟橋を歩いてきました。
イギリスの海岸沿いの町にはよくこういう桟橋があり、レストランやカフェ、売店、ゲームセンター、遊園地などの施設があります。「桟橋で海を眺めながらフィッシュ・アンド・チップスやアイスクリームを食べるのが昔ながらのイギリスの夏休み!」という人もいて、外国人である私には感じることができない郷愁を誘う場所でもあるようです。
桟橋の端の方は広々としていて、お天気のいいこんな日は確かに気持ちがいいです。
突端に立って海を覗き込むと、羽を休めている(?)カモメたち。
カモメといえば、何羽も風に乗ってふわふわと浮くようにゆっくりと飛んでいたので「アップで写真が撮れるかも」と期待したのですが、これがけっこう難しくて、やっと捉えることができたと思ったら、こんなへんてこりんな写真になってしまいました。
桟橋から眺める海岸沿いの風景もなかなかいいです。
再開した4月27日の様子を伝える動画です。あまり天気が良くなく、寒そうですね。
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