2017年7月4日(火)
所用があってロンドンに出かけました。
ロンドンに着いたのは午前11時過ぎ。用事先に向かって歩いている途中、ホース・ガーズ (Horse Guards) で行われていた近衛騎兵隊の交替式 (Changing the Queen's Life Guard) にたまたま出くわしました。
せっかくなので、しばらく足を留めて見物。馬の毛並みというか艶というか、家の近所で見かける馬たちとはさすがに違います。
セント・ジェームズ・パーク (St James's Park) を通過した時には、池にペリカンがいるのを見てびっくりしました。
その後、すぐ近くのグリーン・パーク (Green Park) で、持参したサンドイッチを食べてから用事先へ。用事を済ませた後は、少し買い物をして、夕方のラッシュが始まる前にロンドンを出ようという予定だったので、残念ながら観光をする時間はほとんどなかったのですが、夫が「ウェリントン・アーチ (Wellington Arch) が近くにあるから行ってみる?」と言います。
ウェリントン・アーチは、元々バッキンガム宮殿への入口として建てられ、後に1815年のワーテルロー(ウォータールー)の戦いでナポレオン率いるフランス軍を倒した英蘭連合軍の司令官ウェリントン公爵 (Arthur Wellesley, 1st Duke of Wellington, 1769-1852) を称える凱旋門となったものです。
門の上に据えられた、四頭立ての戦闘馬車に降臨する平和の天使の像は、ヨーロッパ最大の青銅彫刻だそうです。
眺めがいいと夫が勧めるので登ってみたのですが(有料)、うーん、微妙。大観覧車「ロンドン・アイ」や超高層ビル「ザ・シャード」、国会議事堂の時計台「ビッグ・ベン」がちょこっと見えるには見えるんですけどね。えっ、見えない!? それでは写真を切り取って、拡大して・・・
・・・ドン! どうでしょう? 夫は「木の葉がない冬に来れば、きっとよく見えるよ」なんて苦しい言い訳をしていました(笑)。
馬の彫像は大迫力で見ることができて、良かったですけど(笑)。
この後は、予定していた買い物を済ませて、午後4時前の電車に乗るべく駅に向かいました。滞在時間約4時間のちょっぴりロンドンでした。
<おまけ>
「It's now free to spend a penny!」チャリング・クロス (Charing Cross) 駅のトイレがしばらく前から無料になったようです(写真はトイレ入口に貼ってあったポスターの一部)。「spend a penny」は「トイレに行く」という意味の婉曲表現。もちろん「1ペニーを使う」と意味にも取れるので、文字どおり解釈すると「タダで1ペニーが払えるようになりました」というおかしな意味になることを利用した言葉遊びで、クスッと笑わせてくれます。実際の料金は1ペニーではなく40ペンス(ペンスはペニーの複数形、100ペンス=1ポンド)だったので、20ペンス硬貨2枚をトイレに流すイラストが描かれています。
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