コブナッツ食料品市

2017年7月9日（日）

この週末にエッチンガム (Etchingham) のキング・ジョン園芸店 (King John's Nursery) で開催されていた「コブナッツ食料品市 (The Cobnut Food Fair) 」に行ってみました。なぜイベントの名称に「コブナッツ」という語を使っているのかはわかりませんが、コブナッツ（ヘーゼルナッツの一種）を売るイベントではなく、一般的な食料品市です。

バスと電車を乗り継いでエッチンガムへ。駅を後にして村の教会の敷地を抜け、気持ちのいい草原を抜け、不思議なハリネズミの置き物（？）を見かけた森を抜け、2マイルほど（3km強）歩いてイベント会場に到着です。

入口近くで売っていたピムス（イギリスの夏の風物詩の一つとなっているカクテル）を飲みながら、持参したサンドイッチを食べて、まずは一息。会場がかなり広かったので、ゆったりできました。そして、腹ごしらえができたところで、出店していた20～30のお店を見て回りました。いいお天気でけっこう暑かったので、アイスクリームを食べている人がたくさんいましたが、私たちは素通り。

いちばん興味があったのは、ワイト島 (Isle of Wight) のニンニク専門店「ザ・ガーリック・ファーム (The Garlic Farm)」。勧められるままにあれこれ試食して、どれもおいしいので迷いに迷って、ニンニクのスパイス漬け (Hot Garlic Pickle) を一瓶買いました。

ここで失敗話。こちらのお店で見た巨大なエレファント・ガーリック (elephant garlic) の写真を撮りそびれてしまいました。「うわぁ、何これ!?」とすごくビックリしたのに、どうして撮らなかったのか自分でも謎です（笑）。

そこで、園芸店「サカタのタネ」のサイトから写真をお借りします。エレファント・ガーリックは、正確にはニンニクではなく、リーキ（リーク、ポロねぎ）の仲間だそうです。

アイスクリームは食べませんでしたが、何か甘いものを･･･ということで、ブラウニー（チョコレートケーキの一種）のお店「ボンカーズ・ブラウニーズ (Bonkers Brownies) 」で、「アフターエイト」というミントチョコレートを使ったブラウニーを買って食べました。「bonkers」 は「狂気の、気が違った」というような意味の形容詞。うん、気持ちはわかりますね～。

こちらは売り物ではなかったのですが、展示されていたいろいろな種類の鶏卵。ダックエッグブルーのような色の卵もあって「ニワトリの卵なのにアヒル（ダック）とは、これいかに」などとつまらないことを呟くオバさんでした。