2025年7月29日

子どももニワトリも思い切り走り回れそうな庭

 2025年7月26日(土)


イックルシャム (Icklesham) で行われた聖ミカエル・ホスピス (St Michael's Hospice) 主催のオープン・ガーデンでお邪魔した3軒目のお宅です。


こちらのお庭の第一印象は、とにかく広い! 幼いお孫さんがいらっしゃるようで、遊具が置かれています。


ニワトリを4羽飼っていらっしゃるそうで、そのうちの3羽に出くわしました。もう1羽はどこかな? 広い庭に放されて、のびのびと動き回っているようです。

そして、このニワトリたちは「救助された」ニワトリ (rescue hens) なんだそうです。鶏卵農場で役目を終えて屠殺場に送られる予定のニワトリを買い取って新たな飼い主を探す団体があり、こちらのお宅のニワトリもその一つから引き取られてきたのだそうです。

イギリスには、虐待された動物を保護して里親を探す慈善団体がいろいろあり、ペットを飼いたい人たちは、よくそういう団体を通してペットを手に入れます。犬や猫については頻繁に見聞きするのですが、ニワトリにもそういう制度があるのを初めて知りました。

ちなみに、そういう過程を経て飼われている犬や猫は、英語でレスキュー・ドッグ (rescue dog) 、レスキュー・キャット (rescue cat) と呼ばれます。日本語で「レスキュー犬」というと、災害時などに人命救助に携わる犬なので、少し混乱しそうですね。「人命救助犬」の方は英語で「サーチ・アンド・レスキュー・ドッグ (search and rescue dog) 」と呼ばれているようです。

さて、お庭の話に戻ります。冒頭の写真に写っているように、こちらのお宅にはリンゴの木が数本植えられた果樹園があるほか・・・


・・・遊具の置かれた広い芝生の縁には、花々が植えられています。


切り花用のカッティング・ガーデン (cutting garden) もあり・・・


・・・その外側には、野の花の類の草花が植えられていました。


マルハナバチ (bumble bee) が忙しそうに働いていました。


<おまけ>


オープン・ガーデンの移動中に、道端に置かれたきれいなダリアの花を見かけました。イベントで公開されていたお宅ではありませんが、「門に設置している箱に任意の寄付金を入れて、ダリアをお持ち帰りください」という形で、チャリティーに協力しているようでした。

<他3軒についての記事>

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