2011年2月20日(日)
2月12日から20日まで、ライ (Rye) で「ライ湾ホタテ週間 (Rye Bay Scallop Week) 」というイベントがありました。ホタテ料理のデモンストレーションや料理教室、地元の学校で料理を勉強している生徒たちによるソース作りのコンテストなどが行われたほか、ライのレストランの多くでホタテを使った特別メニューが出されました。イベント最終日のこの日、夫と「ウェブズ・フィッシュ・カフェ (Webbe's at the Fish Cafe) 」でランチを食べました。
予約していた12時半にレストランに着いたときには、お客さんは数人しかいなくて閑散としていたのですが、午後1時から1時半にかけて次々にお客さんが入ってきて満員になりました。写真ではわかりにくいですが、調理場はオープンキッチンになっていました。
私が食べた前菜は、蒸しホタテとオリエンタル野菜に、しょうゆとシェリー酒をベースに唐辛子と生姜が入ったドレッシングをかけたもの。お値段は8ポンドでした。
メインは、フライパンで焼いたホタテにチャイブの入ったクリームソースがかかったもの。クリーミーなマッシュポテトとカリカリのパンチェッタ、小たまねぎが添えられていました。お皿の真ん中に高く聳え立つマッシュポテトを見たときには思わず吹き出してしまいましたが、ウェイターも笑っていました。お値段は16ポンド。
自家製パン3種類とグラスワイン1杯もお腹に入っていた私は、この時点でほぼ満腹状態。「デザートはパスだな」と思っていたのですが、前菜を注文しなかった夫はデザートを食べる気満々で、「Sparky なら大丈夫!デザートも食べられるよ」と強く勧めるので、「じゃあ、あっさりしたものを・・・」と、シャーベットを食べることにしました。
マンゴー、キーウィ、パッションフルーツの3種類のトロピカル・フルーツ・シャーベットは、私には大正解。いっぱいになったお腹にもスルスルと(?)入っていきました。お値段は5.5ポンドでした。
こちらは夫が注文したラズベリー・クリーム・ブリュレとドランブイのアイスクリーム。お値段は同じく5.5ポンドでした。
夫婦二人のランチに、チップを除いて55ポンドと、私たちにしては贅沢をしました。夫は前菜も食べずワインも飲まなかったので、内訳は夫が21.5ポンド、私が33.5ポンドで、天秤は大きく私の方に傾きました。「維持費のかかる妻」と夫にはからかわれましたが、ふだんはめったに食べられない、柔らかくておいしいホタテが食べられたので満足です。
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うう、美味そうですね。ご無沙汰しております。
返信削除まとめて色々拝見しましたが、気持ちよさそうな写真を
見てちょっと出かけた気分になりました。ケントとか
サセックスとか南イングランドはほっとする景色がたくさんありますね。水仙を見ると早く春の計画を練らなくては!!と思ってしまいます。。
>hikoさん
返信削除hikoさんのようにドーンと遠出をしてみたりもしたいんですが、
なかなか・・・。近場をちょこちょこと歩き回っています。
春はどちらに出かけられるのかしら?hikoさんのブログで拝見するのを
楽しみにしています。
おいしそう!!
返信削除Spankyさん、yukomisoへのコメントありがとうございます!今年はイギリスも雪が多かったんじゃないですか?
ニュースでは大変そうでしたね。日本も1月はけっこう豪雪でした。でも最近はすっかり暖かくなり春っぽくなってきました。
>YUKOさん
返信削除こちらこそコメントありがとうございます。
ホタテ、おいしかったです。YUKOさんのようにしょっちゅうおいしい
ものが食べられないので、余計においしく感じたのかもしれません。
12月には雪がよく降りました。苦手なので、外を歩くのが怖くて
閉口しました。
美味しそうですねェ~
返信削除イギリスではいつも
こんなオシャレで美味しいランチを
食べるんですか?
>Akishiさん
返信削除コメントありがとうございます。
さて、「いつも」なんてとんでもない!夫が外食嫌いだし、イギリスで
外食すると高いしで、めったに外で食べることはないんですよ。今回は
「イベント&遅めのバレンタイン」という口実を(むりやり)つけて
出かけた貴重な機会でした。