2019年3月4日

シップ・イン(2019年ライ湾ホタテ週間)

2019年3月2日(土)


「ライ湾ホタテ週間 (Rye Bay Scallop Week) 」(2019年2月23日~3月3日)。去年は都合がつかなくて出かけられず、今年もダメそうだな~と思っていたのですが、イベント最終日の前日に何とか食べに行くことができました。


今回行ったのはパブ兼宿屋の「シップ・イン (The Ship Inn) 」です。


しょっちゅう通りかかるパブですが、「あの掲示は何だろう?」と初めてじっくり見てみました。一番上に書かれているのは「ワシントンがアメリカを取るのと、密輸人がイングランドを盗るのと、どちらが先だろうか?」というペンブルック卿の言葉(1781年)で、当時のイギリスにとってアメリカの独立と密輸の横行が頭痛の種だったことがよくわかります。その下に並んでいるのは、密輸船を取り締まるために近海をパトロールしていた巡回船のリストのようです。これがパブの名前の由来になっているのでしょうか。


パブに入ったのは午前11時50分。昼食サービスは正午からだそうで、私たちはほぼ一番乗りでした。写真に写っているのは店内の半分弱なので、席数はけっこうたくさんありますが、正午を過ぎるとどんどんお客さんが入ってきて、12時半ごろには予約席を除いてほぼ満席になりました。


この日提供されていたホタテ料理は「焼きホタテ、かりかりパルマハム、チョリソ、カリフラワーピューレ、なんちゃらかんちゃら」(←メニューに印刷されていなくて、ウェイトレスさんが口頭で読み上げてくれただけなので、記憶がいいかげん)。左の写真が夫が注文した前菜サイズ(£10)右が私が頼んだメインサイズ(£20)です。

10ポンドでホタテ4個、20ポンドで7個。ちょっと損した気分になったオバさんです(笑)が、おいしくいただきました。冒頭の写真には、他に注文したパンと白ワインも写っています。店内が暗かったので、写真も暗くてすみません。


お腹に余裕があったのでデザートも。左が夫の「アップル&ルバーブ・クランブル」(£5)で、右が私の「ダークチョコレート・フォンダン」(£6)です。ごちそうさまでした。

<おまけ>


ライの「Traders Passage」という路地にて。

<関連記事>
ウェブズ・フィッシュ・カフェ(2011年ライ湾ホタテ週間)
グローブ・イン(2012年ライ湾ホタテ週間)
マーメイド・イン(2013年ライ湾ホタテ週間)
ランドゲート・ビストロ(2014年ライ湾ホタテ週間)
ヘイデンズ(2015年ライ湾ホタテ週間)
イプラ・キャッスル・イン(2016年ライ湾ホタテ週間)
イプラ・キャッスル・イン(2017年ライ湾ホタテ週間)

0 件のコメント:

コメントを投稿