2013年8月10日

ヘイスティングス・オールド・タウンのオープン・ガーデン(2)の②

2013年8月6日(火)

2013年8月3日(土)から11日(日)まで開催中のイベント「ヘイスティングス・オールド・タウン・カーニバル・ウィーク (Hastings Old Town Carnival Week) 」の一環として行われたオープン・ガーデンで2軒のお宅を訪ねました。今日は2軒目のお宅をご紹介します。(1軒目の記事はこちら

パンフレットに「入場料(5ポンド)にはスコーン、ジャム、クリーム、紅茶またはコーヒーの飲み放題が含まれています。」と書いてあったので、きっと人気があるだろうと思って開始時刻の午後2時半の少し前に行ってみたところ、すでに人が並び始めていました。2時半になっても準備がまだできていないらしく、列はどんどん長くなっていきます。早めに行ってよかったと思いました。


入り口近くで紅茶とスコーンをもらい、庭を見るのは後回しにすることにして、まずは座る場所を確保。このクリーム・ティーは、スコーンも紅茶もジャムもクリームもオーガニック(農薬や化学肥料を使わず、有機肥料によって生産された材料で作られている)だそうです。全品をさまざまなスポンサーが無料提供してくれているので、売り上げがすべてチャリティー団体 「Thrive」(身体や精神に障がいのある方の暮らしをガーデニングによって変えるという目的で活動)に寄付されるとのこと。


こちらのお宅は、かつて聖クレメント教会の牧師館だったそうです。眺めのすばらしい広いお庭は、すっかり「公園でピクニック」状態。



わが家の庭のアジサイはまだ咲き始めですが、こちらのお庭の紫陽花はきれいに咲いていました。庭の目玉は桑の木。オールド・タウンには、18世紀に活躍した役者・劇作家・劇場経営者のデイヴィッド・ギャリック (David Garrick, 1717-1779)  がストラトフォード・アポン・エイヴォン (Strarford-upon-Avon) にあるアン・ハサウェイ (Anne Hathaway, 1555/56-1623,  シェイクスピアの妻) の家の庭から運んできたと言われている桑の木が4本あるそうですが、これがその一つなのだとか。

そうこうしているうちにも人はどんどん入って来るし、早めに入場した人はまったり寛いでいるしで、混雑がひどくなってきたので私は失礼することに。入り口のところでお礼を言って出ようとすると、「待って。これを持って帰らないとダメよ。」と手渡されたのが・・・


グリーン・アンド・ブラックス (Green & Black's) の板チョコ。すてきなお庭でクリーム・ティーを楽しんで、おみやげまでいただいて、大満足で帰りました。

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