2025年8月9日

すてきなお庭でオーガニック・クリームティー

2025年8月7日(木)


「ヘイスティングス・オールド・タウン・カーニバル・ウィーク (Hastings Old Town Carnival Week)」(2025年8月1日~10日開催)のイベントの一つ、旧牧師館のお宅の庭で行われた「オーガニック・クリームティー」に出かけました。


毎年恒例のイベントですが、私たちが参加したのは何と9年ぶり! コロナ禍で開催されなかった年もあったとは言え、「何やってんだ!」と自戒しました(笑)。


イベント名どおり、飲食物はすべてオーガニック(農薬や化学肥料を使わず、有機肥料によって生産された材料で作られているもの)です。写真にははっきり写っていませんが(←何やってんだ!)、スコーンとバター、紅茶、ラズベリージャム、ホイップクリームが提供されました。料金は6ポンドで、9年前から1ポンドしか上げられていないのには驚きました。紅茶はおかわり自由、追加のスコーンは一つ50ペンスでした。


飲食物はイベント支援企業から贈られたものなので、収益金はすべて二つの慈善団体に寄付されるというチャリティーイベントです。一つは、障がいのある成人を対象にして園芸活動や屋外活動を支援する「Friary Gardeners」。もう一つは、生活困窮者のためのフードバンクを支援する「Sustenance」。スーパーから売れ残った食品をもらってきて、地元のシェフが週に一度ボランティアで美味しく栄養のある3コースの食事を作って必要な方たちに提供する活動もしているそうです。


こちらのお宅の広い庭は緩やかな坂状になっていて、私たちは坂のいちばん上の花壇の近くに置かれたベンチに座って、眺め(冒頭の写真)を楽しみながら、ゆったりとクリームティーをいただきました。


坂のふもとにある巨大な桑の木。かのシェイクスピアに縁があるとも言われています(この記事の最後にリンクを貼っている2013年の記事で触れています)。


イベントは大盛況で、給仕を務めるボランティアの方々も非常に忙しそうでしたが、人の流れが落ち着いた頃にスコーンを食べて一息ついていらっしゃるシーンを目撃しました。


お二人の手元に注目!(笑)

<おまけ>


ヘイスティングス・オールド・タウンの路上で見かけたヨーロッパアカタテハ (red admiral) と・・・


・・・今どき珍しい、現役の電話ボックスです。

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