2010年5月1日(土)
ここ3週間ほど晴天続きでしたが、この日はときどき小雨がぱらつくイギリスらしい天気でした。
ストーンゲート (Stonegate) 駅から歩き始めてしばらくすると、次々に小鳥の声が聞こえてきました。「ナイチンゲール (nightingale) だ!」「ミソサザイ (wren) だ!」「カッコウ (cuckoo) だ!」と、夫は立ち止まって、うれしそうに聴き入っていました。
バーウォッシュ (Burwash) で、ノーベル賞作家ラドヤード・キプリング (Rudyard Kipling, 1865-1936) が1902年から暮らしていたベイトマンズ (Bateman's) に寄りました。この家は1634年に、通りをへだてたすぐ近くの石切り場の砂岩を使って建てられたそうです。煉瓦や粘土も地元産のものが使われています。
チケット売り場から中に入ると、りんごや梨の木がある小さな果樹園、ハーブや野菜を作っている畑、チューリップの咲く花壇などがあり、りんごの花がきれいに咲き始めていました。
この日のルートは先が長いので、広い庭の散策はあきらめて、家だけを見学しました。敷地内には水車小屋もあり、ここでひいて作られた小麦粉が売店で売られています。
ベイトマンズを後にして、ほんの少し歩いたところで昼食休憩。ちょうど雨も止んで、景色を楽しみながら食べることができました。
この後は、次々に森を抜け、オックスリーズ・グリーン (Oxley's Green) を経由してロバーツブリッジ (Robertsbridge) 駅まで歩きました。距離は約10マイル(16キロ)、朝から夕方まで歩きました。
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夏のベイトマンズ
ベイトマンズのクリスマス(2012年)
ベイトマンズのクリスマス(2014年)
秋の日のベイトマンズ
小鳥のさえずりに耳を傾け,
返信削除チューリップやりんごの花に目を留め,
景色を楽しみながら昼食をとる。
なんて素敵な1日を過ごしているのでしょう。
ブログに掲載されている写真を見ているだけで,
一緒にウォーキングを楽しんでいる気分になります。
僕も,Sparkyさんとタイプは違えと(こっちは海と太陽)
同じく自然の中に囲まれているので,ゆったり,のんびり
と過ごしています。
こっちは暑いので,歩き回る気にはなりませんが(笑)
こっちにきて大好きになったハイビスカスの花を楽しみ,
庭にあるパッションフルーツ,バナナ,アセロラなどの
トロピカルフルーツの味を堪能しています。
僕もブログを始めてみようかなという気になりますね。
>やっぺ
返信削除歩くのには本当にいい季節になりました。
夏が終わると雨の日が多くなるし、日が
暮れるのが早くなるしで、歩きに出かける
頻度も落ちてしまいます。その頃には
あまりブログも更新できないかも・・・と
今から心配しても仕方ないですね。
「海と太陽、南国の花」満載のブログは、
鮮やかなイメージですね。ぜひ実現して
ください。楽しみにしています。
同じ自然の中にいても、全然景色は違いますね。。。
返信削除毎日、ジョギングしていても、私が感じるのは「生ごみすてるな~」「イヌの糞ぐらい始末しろ~」「川はゴミ箱じゃない~」etc.
何でだろう?実際住んでいる山は、そんなことないんだけど、Sparkyさんがあげてくれているような壮大な景色はとは違います。
友人が沖縄在住で、よく写真をアップしてくれます。やっぱり美しい。なんでだろう??
あっ!でも、日本は田植えが始まったので、もう無くなりましたが、先日までジョギングしていると、れんげの香が楽しませてくれていました。
>koya
返信削除夢(?)を壊すかもしれないけど、イギリスはポイ捨てが
ひどいです。ウォーキングで出かけるような場所はさすがに
きれいなところが多いですが・・・。街中にはスナック菓子の
袋やペットボトル、飲みものの缶などがたくさん落ちて
いるし、犬の糞もあちこちで目にします。わが家の近所の
林に行くと、ときどき「不法投棄」とでも呼びたいような
粗大ゴミが捨てられていて嘆かわしい思いをすることも
あります。せっかく美しい景色がたくさんある国なのに、
残念です。
ずっと昔、仕事でチューリッヒに行ったときに同じような説明を聞いたのを思い出しました。中立国という響きとは違って、街中の一見綺麗に見える公園には、麻薬の注射器があちらこちらに、落ちていてビックリでした。
返信削除あの頃は、日本の方がマシだな~なんて思ったけど、今の日本はそれとあんまり変わらない気がします。残念だけど。。。
>koya
返信削除日本を離れてみると、日本のいいところがいろいろ見えてきて、愛国心を
燃やすことがあります。イギリスの街中でゴミがいっぱい落ちているのを
見ると、「日本だったら、こんなことないぞ!イギリスは紳士淑女の国
(勝手なイメージだけど・・・)なんだから、がんばってもらわないと!」と
心の中で偉そうに威張ってみたりします。