・・・と言っても、相手はトンボではありません。このブログによくコメントをくださる「おぎめぐ」さんと初めて顔を合わせることができました。
私のお気に入りブログの一つ『英国ソコヂカラ』(現『帰国ゴコロ』)を通じて知り合ったのがきっかけで、おぎめぐさんのブログにお邪魔するようになり、お互いのブログでコメントを交わしたり、しばらく前からはメールのやり取りをしたりしていたところ、この週末におぎめぐさん御夫妻がイングランド南東部に旅行にいらっしゃるとのことで、「ライ (Rye) で一緒にお茶でもどうですか?」と誘っていただいたのでした。
午後3時半の待ち合わせまで時間があるので、バスでウィンチェルシー (Winchelsea) まで行き、そこからライまで歩くことにしました。
お天気は上々。看板がにぎやかな道沿いの食料品店を覗いたりしながら、のんびりとキャンバー城 (Camber Castle) 方面へ。
お城の近くの水辺でサンドイッチを食べていると、20~30頭の羊の群れがやって来ました。どうやら水を飲みに来たらしいのですが、夫と私に加えてもう二人の人間が側にいたので、警戒して近寄ってきません。きれいに列を作って立ち尽していた羊たちですが、そのうち安全だと判断したのか、のどの渇きに耐えかねたのか、5~6頭が下りてきて水を飲みはじめました。「これをきっかけにみんな下りてくるかなぁ」と思ったのですが、そこは慎重な羊のこと、恨めしそうな顔をして(?)引き返していってしまいました。
小さくて見にくいかもしれませんが、植木鉢の帽子をかぶった釣り人たち。かわいらしくて、ついつい笑ってしまったので、パチリ。
ライに到着して、待ち合わせ場所のティールーム「フレッチャーズ・ハウス (Fletcher's House) 」の前へ。「すでにすっかりお友達気分になっていたけど、実際に会うのは初めてなんだよなぁ」と、急に緊張してきたところへおぎめぐさん御夫妻の登場。笑顔で手を振ってくださって、一気に緊張が解けました。お店に入ってからは注文もそこそこに、ただただおしゃべり。楽しい時間を過ごして、気がつくと閉店時刻の午後5時。周りのお客さんもいなくなっていて、ウェートレスがお店のドアを閉めていました。(そんなわけで、日本の雑誌にも紹介されていたというこのティールームについては、何にも覚えていない始末です。すみません。ウェブサイトの説明などを読むと、旧牧師(司祭)館で、ライ出身の劇作家ジョン・フレッチャー (John Fletcher, 1579-1625) 所縁の建物のようです。)まだまだ話し足りない気分でしたが、お店を出てお別れしました。
外国で暮らしていると、同じ日本人の友達は特に心強い存在です。おぎめぐさんはロンドン在住なので頻繁に会えないのは残念ですが、お友達付き合いを続けていけるといいなぁと思っています。
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