2011年12月7日

津山

2011年11月21日(月)

岡山駅から津山線快速で1時間強(各駅停車だと約1時間半)、県北の城下町・津山を訪ねました。


まずは腹ごしらえ。日本の記事には、イギリスの記事に比べて、やたらと食べ物の話が出てきますね。お好み焼きのお店「吉平(きっぺい)」で「津山ホルモンうどん」をいただきました。

津山ホルモンうどんは、国産牛のミックスホルモン(小腸、大腸、ミノ、ハツ、センマイなどの混合)を使った鉄板焼きうどんです。今年、B級ご当地グルメの祭典「B-1 グランプリ」で第2位を受賞しています。(ちなみに第1位は、同じく岡山県の「ひるぜん焼そば」。こちらもいつか食べてみたいです。)


お腹がいっぱいになったところで、観光開始。まず向かったのは、津山藩二代目藩主・森長継公が京都から作庭師を招き、仙洞御所を模して造営した池泉回遊式の大名庭園「衆楽園」です。現在の庭園はそれほど広くなく入場料も無料なので、ちょっとお散歩、というのにもぴったりです。


続いて「鶴山公園」へ。「本能寺の変」で討死した森蘭丸の弟、森忠政が、入封(1603年)の翌年から13年を費やして築いた津山城の城跡公園です。天守閣や付属建物は明治7年(1874年)に取り壊されました。写真は、平成17年(2005年)に復元された備中櫓です。城内で天守に次ぐシンボル性の高い建造物だったと推定されているそうです。

花見の時期はたいへんな人出で賑わう鶴山公園ですが、この日はとても静かでした。備中櫓の見学をしたり、公園内を散策したりした後、帰りの電車の時間まで「城東町並み保存地区」を歩いてみることにしました。


なまこ壁や防火用の袖壁・卯建(うだつ)のある古い家が、約1.2kmにわたって軒を連ねる旧出雲街道沿いの町並み保存地区。見どころがたくさんある場所のようですが、今回は時間がなくて駆け足観光になってしまいました。



軒先に吊るすと縁起がいいといわれる「くくり猿」は、別名「きんちゃい猿」。旅行者を歓迎し、「また、きんちゃい(津山方言で「おいで」の意味)。」という気持ちが込められているのだそうです。

2 件のコメント:

  1. 焼きうどん、めっちゃ美味しそうです!!
    本当にたくさんのところに行かれて、たくさんの物を召し上がって、もりだくさんの帰省でしたね。

    私も日本に行ったら美味しいものをたくさん食べるのが楽しみです。イギリスの生活も嫌いではありませんが、友達と食べ物が恋しいですね、やっぱり。。。

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  2. >おぎめぐさん
    ホルモンうどん、おいしかったですよ!「ホルモン」と聞いて最初は
    少し及び腰だった夫も「おいしい、おいしい。」を連発していました。

    帰省時の記事をこうして書いていると、楽しかった(おいしかった?)
    思い出がよみがえってきます。今度日本に行くのはいつになるかなぁ・・・?

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