バトル案山子まつり（2014年）

2014年7月3日（木）

ウィンブルドンテニスの忙しい（？）テレビ観戦の合間を縫って、今年もバトル (Battle) の案山子たちを見に行ってきました。テーマは『架空の（神話上の、想像上の） 怪物 (Mythical Monsters) 』です。

『モンスターズ・インク』のマイク・ワゾウスキとランドール・ボッグス。『ハリー・ポッター』からはハグリッド。他にデスイーター（死喰い人）もいました。

私の目にインパクトが強かったのが、この二つ。左はいったい何者なのかわからない（笑）のですが、全身チョコレートの箱で作られています。

定番はドラゴンのようで、人気投票に参加している34作品のうち5作品がドラゴンです。左の写真はそのうちの一つ、魔法の竜「パフ」。バックに歌も流れていました。もう一つの定番はネッシーで、4作品が参加しています。

右は、もしかしたらゴジラでしょうか。

ギリシア神話を題材とした作品。左はケーキ屋さんのショーウィンドーにいたミダス王。手元の広辞苑から引用します。「触れる物すべてが黄金になるようにとの願いがかなえられたが、食べようとするものまでがすべて黄金に化したので空腹に耐えかね、ディオニュソスに救いを求めた。」

右は手が八本の「オクトマヌス (Octomanus) 」。ギリシア神話の五十頭百手の巨人ヘカトンケイル（ラテン語名:センティマヌス）を基にしているそうです。

私がいちばん気に入ったのは、絵本『もりでいちばんつよいのは？』のグラファロの案山子だったのですが、お店のショーウィンドーの反射がひどくて、どうにも写真が撮れませんでした。代わりにグラファロのウェブサイトから画像をお借りしています。

こちらもかわいらしいジンギー (Zingy) 。イギリスの電力会社のマスコットキャラクターです。イギリス以外ではもちろん知られていないと思うので、テレビコマーシャルを一つご紹介。

バトル案山子まつり (The Battle Scarecrow Festival) は7月19日（土）まで開催中です。

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