去年出かけて気に入ったベクスヒル=オン=シー (Bexhill-on-Sea) のイベント (Bexhill Festival of the Sea) に今年も行ってきました。
去年と同じような写真ばかりですが、よろしければお付き合いください。
午前10時開始のイベント。私たちは11時少し前に到着したのですが、まだ準備中のところもあり、のんびりした雰囲気です。お客さんが比較的少ないうちに、とりあえず写真を撮って回りました。もちろん「後で何を食べようかなぁ」とチェックを入れるのも忘れずに。飲食物、手工芸品、釣りや海洋レジャー用品などのお店が60店ほど並んでいました。
そうこうしているうちにお昼時。夫は例によってサンドイッチ持参(笑)でしたが、私は地元の魚屋さんが出していたロースト・スモークサーモンを中心にしたシーフードセットをまず前菜(!?)に。そして、メインにはプルド・ポーク (pulled pork) ならぬプルド・ワイルドボア (pulled wild boar)(猪肉)のサンドイッチをいただきました。自家製のコールスローとアップルソースも入ってボリュームたっぷり。
最後にデザート・・・というわけではないのですが、家への持ち帰り用にファッジ (fudge) と紅茶を買いました。ケント (Kent) 州クランブルック (Cranbrook) の近くからやってきたファッジのお店 (O'er the Moon) には10種類のファッジが並んでいましたが、私は迷わずココナッツ味を選びました。大好きなんです。
お茶のお店 (The Proper Tea Co.) は、ヘイスティングス (Hastings) の近くのペット (Pett) という村にあります。と言っても店舗は構えていないようで、こういうイベントやマーケットなどへの出店とインターネット販売での営業をしているようです。お茶の種類がかなりたくさんあるので、こちらでは迷いに迷ってグレープフルーツの風味が効いた「Blue Lady Tea」を購入しました。
余談ですが、ファッジのお店の名前は「over the moon」(「o'er」は詩中に使われる単語で「 over」と同意)というフレーズが元になっています。文字通りの意味は「月の上を」「月を越えて」ですが、「喜んで」「有頂天になって」の意味もあります。
そして、ロゴのイラストは有名な伝承童謡(青字部分)が下敷きになっています。
Hey, diddle, diddle,
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon;
The little dog laughed
To see such sport,
And the dish ran away with the spoon.
<谷川俊太郎訳>
えっさかほいさ
ねこにバイオリン
めうしがつきをとびこえた
こいぬはそれみておおわらい
そこでおさらはスプーンといっしょにおさらばさ
ファッジを作るのに牛乳やバターを使うので、このお店の名前にはいろいろな含みがありそうですね。
ファッジを作るのに牛乳やバターを使うので、このお店の名前にはいろいろな含みがありそうですね。
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