三度目のシシングハースト・カースル・ガーデン (Sissinghurst Castle Garden) 訪問です。ふだんより1時間ほど早起きして、バスを三本乗り継いでシシングハースト村まで行き、そこから歩いて約30分。片道3時間ほどの道のりを頑張って(?)行ってきました。
右側の写真は、中央に立っている塔。1560年代に建てられたもので、78段の階段を上がって屋上に行くことができます。
この美しい庭園は、廃墟となっていた地所を1932年に詩人・作家のヴィタ・サックヴィル=ウェスト (Vita Sackville-West, 1892-1962) と夫のハロルド・ニコルソン (Harold Nicolson, 1886-1968) が買い取って造ったものです。広い庭を、それぞれ違ったテーマを持つ「部屋」のように仕切っています。
バラ園 (Rose Garden) 。すでに盛りは過ぎていましたが、華やかでした。
黄色・オレンジ・赤色が基調となっているコテージ・ガーデン (Cottage Garden) 。夏らしい感じですね。気温は20℃ぐらいで、涼しかったのですが(笑)。
広い果樹園 (Orchard) を歩くのは気持ちよかったです。右側の写真は、ハロルド・ニコルソンの息子さんがお父さんを偲んで1969年に果樹園の隅に建てた小屋 (Gazebo) の中で撮ったものです。ここからの眺めがすてきでした。
有名なホワイト・ガーデン (White Garden) 。白いです(←そのまんま)。
冒頭の写真の塔に上ってみました。ものすごい強風に吹き飛ばされそうになりながらも、すばらしい眺めを楽しみました。右下の写真は、塔のてっぺんの風見。見にくいですが「MC 1839」と書かれています。1800年代にこの地所で暮らしていた Mann Cornwallis 一家が残したものだそうです。
夏のシシングハースト・カースル・ガーデン② に続きます。
<おまけ>
目を引かれたものあれこれ。ハーフ&ハーフのピザみたいな花。ベンチ型の花壇(「座らないでください」という標示がありました)。ズアオアトリ (chaffinch) 。かわいらしい標識。庭園にはベビーカーを押して入ることができないので、専用駐車場(!?)があるのです。
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