2017年8月10日

風見庭仕事 (4)


イックルシャム (Icklesham) の近くで見かけた風見です。

イギリスはガーデニング大国として有名です。丹精込めて自宅の庭づくりをし、手入れに余念がない人がたくさんいます。品揃えの充実した園芸センターがあちこちにありますし、テレビの園芸番組も大人気で、「チェルシー・フラワー・ショー (RHS Chelsea Flower Show) 」に代表されるような大規模な園芸イベントも開催されています。また、自宅の庭を入場料を取って公開し、収益を慈善団体に寄付する「オープン・ガーデン」と呼ばれるチャリティー・イベントも盛んです。

さて、イングランドの田舎の庭の動植物を題材にした『イングリッシュ・カントリー・ガーデン (English Country Garden) 』という歌をご存じでしょうか。かく言う私も、たまに耳にすることはあるものの実はきちんと聴いたことがなく、歌詞もほとんど知らなかったので、これを機に検索してみました。


私はイギリスの歌だと思い込んでいたのですが、イギリス民謡(歌詞なし)のメロディーにのせて1960年頃にアメリカで作られた歌で、アメリカ人(作詞者)が思い描くイングランドの庭を歌っているようです。実際、特に鳥についての部分では、アメリカにはいるけれどもイギリスでは見られない鳥がいくつか歌詞に登場しています。それで、この動画に使われている画像も、すべてがイギリスのものというわけではないようです。

でも、「ロビンを忘れちゃいけない、ロビンを忘れないで」という最後の繰り返しには思わずニヤリ。ヨーロッパコマドリ (robin) は、イギリス人が愛して止まない小鳥ですもんね。


歌詞が気になる方にはこちらを。

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