2023年6月6日

ホークハーストからボディアムまで<初夏編>

2023年6月3日(土)

6年前の春と秋に歩いたルートとは少し違うのですが、ケント州ホークハースト (Hawkhurst) からイースト・サセックス州ボディアム (Bodiam) まで5.5マイルほど(約9km)のウォーキングを楽しんできました。


バスでホークハーストへ。歩き始めてすぐの聖ローレンス教会 (St Laurence Church) の向こうに見える趣のあるお宅の写真を撮った後に事件が起こりました。

写真に写っている黒と赤の艶々とした教会の門を開けようと手をかけたところ、何やらねっとりした感触が! どうも最近塗ったペンキが乾ききっていなかったらしく、私の指先が真っ赤に染まってしまいました。


気を取り直して、教会の姿をパチリ。


裏門を出たところにある路地もいい雰囲気です。


住宅街を後にすると、羊たちが木の下に気持ちよさそうに寝そべっていました。


この円筒形の建物は、かつてビールの原料のホップを乾燥させるために使われていたオースト (oast) という建物です。ホップの栽培が盛んだったイングランド南東部によく見られますが、産業が廃れた現在はこうして住居に改造されているものが多いです。


キンポウゲ (buttercup) の黄色い花がたくさん咲いている野原で深呼吸。


イギリスの田舎には大邸宅がつきもの(?)。グレート・ウィグセル (Great Wigsell) というお屋敷です。


手前にはチューリップ・ツリー (tulip tree) の大木があり、花がたくさん咲いていました。外側は確かにチューリップみたいですが、中はちょっと違いますね。和名はユリノキ(百合の木)というそうです。


ボディアム周辺には葡萄畑があります。前述のように、かつてはホップが栽培されていた地域ですが、現在はワイン用のブドウを生産しているようです。


ここでも、住宅になっているオーストが見えました。


帰りのバス(2時間に1本)の時間まで1時間以上あったので、ボディアム城 (Bodiam Castle) にも行ってみました。補修工事中のようで、足場が組まれた珍しい姿を拝むことができました(笑)。

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