イースト・ディーン からの続きです。
ここからは崖の上をずっと歩いていきます。このあたりの地形は、約1万年前、氷河時代の終わりに海面が上昇してイギリス海峡ができたときに生まれました。それ以来、風や波による浸食によって絶壁の姿は変化し続けています。何年間も変化がなかった後、突然数メートルが崩れ落ちたりするそうですが、平均すると毎年1メートルの割合で浸食が進んでいるそうです。崖の上にあった灯台が危なくなったので、1999年3月に17メートル内側に動かした、というできごともありました。
ビーチー・ヘッド (Beachy Head) は、人気のある観光スポットで、この日もバスでやって来た団体客が大勢いました。崖っぷちまで平気で歩いていって写真を撮っている人や、はしゃいで坂を転がっていくティーンエイジャーを見ると、こちらのほうが怖くなってすくんでしまいました。
ビーチー・ヘッドからしばらく歩くと、イーストボーン (Eastbourne) の街が見えてきます。遠くにはヘイスティングス (Hastings) がぼんやり見えます。アップダウンの多い崖の上を歩いてきましたが、ここからはずっと下りなのでほっとしながら街まで歩いていきました。
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