ロンドンでおぎめぐさんと再会（オットレンギ）

2012年4月25日（水）

私のお気に入りブログの一つを書いているおぎめぐさんに会いにロンドンに行ってきました。去年の9月にライ (Rye) で初めて会って（記事はこちら）から7か月ぶり。ロンドンに出かけるのも久しぶりということで、遠足前の小学生のように前日からドキドキソワソワしていました。

上の写真は、ランチに行ったおしゃれなデリ＆カフェの「オットレンギ (Ottolenghi) 」イズリントン (Islington) 店 。店内の撮影はダメらしいので、外からそっと。ウィンドー正面にはケーキ類、その向こうのカウンターにはお惣菜類がきれいに並べられて、見るだけでも楽しい感じです。店の奥には中央に長テーブルがあり、飲食客のほとんどはそこに並んで座るようになっていました。（周りに二人がけのテーブルもいくつかありました。）私もテレビで見たことがある有名なイスラエル生まれのシェフ、ヨタム・オットレンギ (Yotam Ottolenghi) がプロデュースしてロンドンに4店舗展開しているお店の一つということで、期待度も大。ランチタイムは行列必至のようですが、この日はどしゃ降りのにわか雨が降ったり止んだりのお天気のせいか、ほとんど待たずに入ることができてラッキーでした。

私たちは、いろいろなサラダメニューの中から3種類を選ぶ「サラダ盛合せ（小）」（11ポンド）を食べることに。左の写真が私が食べたもので、茄子、ベビーポテト、ブロッコリーがそれぞれ中心のサラダ3種類です。茄子は大好物なので迷わずチョイス。ヨーグルトとの組み合わせは初めての味でしたが、おいしかったです。唐辛子とにんにくが利いたブロッコリーは歯ごたえが最高でした。わが家では夫の好みに合わせていつも軟らかめに茹でるので、特にうれしかったです。右の写真はおぎめぐさんが食べたサラダですが、詳細は･･･忘れてしまいました（すみません）。肉や魚のメニューもありますが、お店の主役は野菜のようです。野菜が大好きな方や、旅行中に食事が偏って「おいしい野菜をたっぷり食べたい！」という方には特におすすめです。

ランチ後はおぎめぐさんがご自宅に誘ってくださったので、「オットレンギ」でケーキを買って行ってお茶をすることにしました。

私が選んだのは、小麦粉の代わりにポレンタ（とうもろこしの粉を湯などで練ったもの ← 実は知らなくて、おぎめぐさんに教えてもらいました）を使ったピスタチオ入りのレモンケーキ。おぎめぐさんのはアプリコットタルト（だったかな？これもいい加減ですみません）。

食べ物の話ばかりになってしまいましたが、私たちはこの日一緒にいる間、食べている時間以外は、地下鉄に乗っている時も、バスで移動している時も、街中を歩いている時も、とにかくずーっとおしゃべりしていました。ここには書けないマル秘（？）の話もしたりして、会うのが二度目とは思えないほど親密になれてうれしかったです。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎて、帰る時間になりました。おぎめぐさんは、私の乗る電車が出るチャリング･クロス (Charing Cross) 駅までわざわざ送ってくれたのですが、ここでハプニング（？）が！発車予定を知らせる掲示板を見ると、私の乗る予定だった電車が「キャンセル」になっているではありませんか。どうしようかと考えていると、途中駅のタンブリッジ･ウェルズ (Tunbridge Wells) まで行く電車が間もなく出ることに気付いたおぎめぐさんが「とりあえず、あれに乗っていったほうがいい。」とアドバイスしてくれたので、お礼やお別れの挨拶もそこそこに急いで電車に乗りました。ロンドンの駅では事情がわからなかったのですが、電車内のアナウンスで、貨物列車の脱線事故のせいでダイヤが乱れていることを知りました。タンブリッジ・ウェルズ駅に着くと、事故があった場所の手前の駅までは各駅停車の臨時列車が出て、そこからは代替バスが走るという案内がありました。これを乗り継いで、時間は予定より1時間以上長くかかったものの、無事に帰宅することができました。「家に帰るまでが遠足」!? 最後まで盛りだくさんでした。