2012年6月6日

グレート・ディクスター(ジュビリー・ウィークエンド)

2012年6月2日(土)

すてきな庭園のある「グレート・ディクスター (Great Dixter) 」に行きました。

  

写真は記事の本題とは直接関係ないのですが・・・

この週末は、エリザベス2世女王陛下の即位60周年記念「ダイヤモンド・ジュビリー (Diamond Jubilee) 」で、月曜日と火曜日が祝日になって4連休でした。ロンドンを中心にさまざまな公式祝賀行事が行われたほか、イギリス国内各地で路上パーティーやお祭りなどが開かれて、とてもにぎやかでした。

上の写真はグレート・ディクスターがあるノーシャム (Northiam) の村のお祭りの様子です。真夏のようだった先週末とは打って変わって、10~15℃の気温で肌寒く天気もよくない週末でしたが、この日は晴れ間も見えていい雰囲気でした。


さて、本題のグレート・ディクスターです。


実験的な庭造りで有名だった故クリストファー・ロイド (Christopher Lloyd, 1921-2006) の伝統を受け継いで、ファーガス・ガレット (Fergus Garrett) を陣頭にした庭師たちがさまざまな試みを続けています。私がここを訪ねたのは三度目ですが、行く度に様子が変わっていておもしろいです。


もちろん、訪ねる季節が違うのも印象が変わる大きな要因です。前回行ったのは2年前の8月(記事はこちら)で真夏だったのですが今回は初夏ということで、野の花が咲く庭がとてもきれいでした。第二次世界大戦後イギリスの草地の95%が消滅したという統計があり、グレート・ディクスターは2015年までにハイ・ウィールド (High Weald) の野草地の数を倍増する運動 (Weald Meadows Initiative) を支援しているそうです。


ガーデニングには興味がなく植物の名前も全然覚えられない私ですが、きれいな庭園を見るのは大好き。この日もゆっくり歩き回って満喫しました。庭園を出た時、ロンドンからツアーで来たと思われる日本人らしき団体客を乗せた大型バスが入ってくるのを見て、(ふだん日本人に会うことがあまりないので)なんだかうれしくなりました。

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2 件のコメント:

  1. sparkyさんこんにちは(^^)

    見事な即位60周年記念行事でしたね。
    私はTVでやっていた特番はだいたい見ましたよ。
    グレート・ディクスターの庭園は見事ですね。
    いつもいいお写真をとっていらっしゃる!
    私も植物の名前が覚えられず、薔薇、チューリップとかはわかりますがね(笑)それでもきれいな庭園を見るのはいいですね!ゆっくり見てみたいです!!

    私は長い間イギリスかぶれしてますが、先日ユニオンジャックのペーパーナプキンなんぞ買いました(^^ゞ(グッズは初めて)他に折りたたみ傘も買おうかな~なんて思っています。

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    1. あんりさん、いつもお世話になります。

      テムズ川パレード、バッキンガム宮殿前コンサート、セントポール大聖堂礼拝・・・私も全部テレビ鑑賞(?)です。

      植物の名前が覚えられないお仲間ができてうれしい(笑)!!私はわが家の裏庭に植えられている植物の名前さえ覚えられなくて、いつも夫に苦笑されています。

      ユニオンジャックはいろいろなものにデザインとして使えるので本当にいいですよね。傘は開いたときにパッと目立ちそうですね。

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