2014年4月1日

ロイヤル・タンブリッジウェルズのパンタイルズ

2014年3月29日(土)


夫の買い物がまだ済んでいません。「こんなにいいお天気なのに買い物なんて・・・」などと思いつつ、夫に付き合ってまたまたケント (Kent) 州ロイヤル・タンブリッジウェルズ (Royal Tunbridge Wells) の町に出かけました。今回はパンタイルズ (The Pantiles) 方面にも足を向けたので、ちょっとだけですがご紹介。

ロイヤル・タンブリッジウェルズの発展の歴史は、1606年にこの地で鉄分を多く含む湧き水が発見されたことから始まりました。この水を飲むと健康に良いというので、ここを訪れる人が多くなり、17~18世紀に王侯貴族の保養地として栄えました。


現在は薬局になっているかつての湯治場 (Bath House) の建物は1804年に建てられました。今でも毎年夏には「ディッパー (dipper) 」と呼ばれるスタッフがここで水を飲ませてくれるそうです。チャレンジするのには勇気が要りそうですね。


「パンタイル (pantile) 」という単語はふつう「桟瓦、屋根瓦」の意味ですが、このパンタイルズ地区の名前の由来は、かつてここの遊歩道が、「型 (pan) 」に粘土を入れて焼いた「タイル (tile) 」で舗装されていたことから来ているそうです。(実際に使われていたタイルは、町の博物館に展示されているとか。)


パンタイルズには、段差のある歩道が二本平行して通っています。昔は、上側の歩道を歩けるのは上流階級のみという規則があったようです。


私は気軽なウィンドーショッピング。全身ラベンダーのブルース・ブラザーズ(・・・かな?)は、香りをお伝えできないのが残念です。

あ、夫の買い物ですが、これ以上週末を買い物に費やすのはイヤだと思ったのか、この日はテキパキと決断をしていました。よかった、よかった。

<おまけ>


お昼は、サンドイッチ持参でいつもの公園 (Calverley Grounds) へ。2週間前には見られなかった桜がきれいに咲いていました。


もう葉が少し出始めていましたが、プチ花見気分が楽しめました。

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