「水曜日からは曇りの日が続くみたいだし、今度の週末はイースターで交通の便が悪くなるから、今のうちに出かけちゃう?」ということで、土曜日に フリムウェルからホークハーストまで 歩いたサセックス・ボーダー・パス (Sussex Border Path) の続きを、ケント (Kent) のホークハースト (Hawkhurst) からイースト・サセックス (East Sussex) のボディアム (Bodiam) まで4マイルほど(約6.5km)歩きました。またまた初めて歩く道です。
土曜日より1時間ほど遅く家を出て、バスを乗り継いでホークハーストに着いたのは午前11時ごろでした。バス停の近くにある池でハクセキレイの一種 (pied wagtail) の姿を見ましたが、残念ながら遠すぎて写真は撮れませんでした。代わりに(というわけではもちろんありませんが)カモのつがいをパチリ。
他人様のお宅のすてきな庭を愛でつつ(冒頭の写真はその時に撮ったもの)住宅街を抜けると、こういうのどかな光景が広がっています。
ブルーベル (bluebell) もだんだん咲いてきています。桜に例えると三分~五分咲きといったところでしょうか。
ボディアムの近くにはまだホップ畑があります。畑の向こうに見えるのは、ホップを乾燥させるための建物、オースト (oast) 。ホップの栽培が廃れてしまった現在、オーストの多くは改築されて住居になっていますが、ここのオーストはもしかしたら現役選手なのかもしれません。
坂を上って振り返って見た光景。この写真に写っているオーストは住居になっているものです。
ブドウ畑の近くの坂を下っていくと、ゴールのボディアム城 (Bodiam Castle) が見えてきました。
ボディアム城に着いたのが午後2時半ごろ。2時間に1本しかない帰りのバスの時間まで1時間ほどあったので、お城の周りをブラブラ歩きすることにしました。イースター休暇で学校が休みになっているので、平日だというのにすごい人出でした。
散策中に珍事(!?)発生。10歳くらいの白人の女の子が近寄って来て突然「你好!」。一瞬何が起こったのかわからなくてキョトンとしている私に、女の子は再び「你好!」と言います。「ああ、私を中国人だと思っているんだ」と理解したものの機転の利かない私は「ごめんなさいね、私は日本人なのよ」と野暮な説明をしてしまいました。しかし、女の子は動じる様子も見せず「ああ、そうなのね。あのね、『你好』は中国語で『こんにちは』のことなの。それからね、『さようなら』は『再见』と言うのよ。それじゃ、再见!」と言って、ポカンとしている私を置いて去って行きました。イギリスでは外国語の授業で中国語を教える学校が増えているというニュースを聞いたことがあるので、この女の子も学校で習っているのかもしれませんね。
気を取り直して(?)、お城の売店でウェントワース社 (Wentworth Wooden Puzzles) のかわいい木製パズル(40ピース、£7.00)を買って帰りました。木製パズルについては、過去の記事(シシングハースト城庭園再び)に動画付きで紹介しています。
<おまけ>
家に帰ってからジグソーパズルを組んでみました。「気まぐれ」ピースがわかりやすいように、外して写真を撮っています。
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