ヘイスティングス (Hastings) 周辺で毎年開かれている芸術祭『Coastal Currents』(2017年は9月2日~10月1日開催)の一環として、画家や工芸家が仕事場や工房を一般公開するオープン・スタジオが行われました。イベントのプログラム冊子を見て興味を引かれたフェアライト (Fairlight) 在住の美術家お二人を訪ねることにしました。
フェアライトの手前でバスを降りて少し歩いて行こうという予定だったのですが、ガス工事か何かでバスの運行ルートが臨時変更されていたので、村からずいぶん遠いところで降りて3マイルほど(約5km)歩く羽目になりました(笑)。
でも、そのおかげで(?)、思いがけなくこんな美しい白馬に出会うことができました。まっすぐな尻尾、もしかして切り揃えているのでしょうか。
ヘイスティングス・カントリー・パーク自然保護区 (Hastings Country Park Nature Reserve) に入りました。ニオイニンドウ (honey suckle) が赤い実を少しつけていました。
こちらは、テマリカンボク (guelder rose) の赤い実。
アザミ (thistle) のふわふわの綿毛。
ベルテッド・ギャロウェイ (Belted Galloway) という品種名の牛たち。愛称ベルティー (Beltie) 。黒い身体のお腹周りに白いベルトを巻いているような外見が名前の由来だと思われます。ギャロウェイはスコットランドの地名。自然条件の厳しいスコットランド高地にも適応できる品種とのことで、ここでもシダや雑草などを食べて、自然保護区でいろいろな野生動植物が生きていける環境づくりに貢献しています。
名前はわかりませんが、大きなキノコに秋を感じます。
オープン・スタジオでは、地元の風景画を主に描かれているアナ・ウィルソン=パターソン (Anna Wilson-Patterson) さんという画家と、エレイン・ベイカー (Elaine Baker) さんという陶磁器の絵付をされている方の仕事場にお邪魔しました。お二人とも気さくで明るい雰囲気の女性で、美術手法や工程などについてお話しくださったり、少し実演して見せてくださったりしました。もちろん作品の数々も展示されていて、購入することができるようにもなっていました。私は、アナさんの描いた絵柄のグリーティングカードを5枚買って帰りました。夫はエレインさんのトンボ柄のお皿が気に入ったようですが、購入には至りませんでした。どちらのお宅でも写真を撮るのは憚られたので、作品などに興味がある方は、リンクしたお二人のウェブサイトをご覧ください(エレインさんのサイトは不具合があってダウン中ということなので、フェイスブックページをリンクしています)。
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