ライ (Rye) で行われた聖ミカエル・ホスピス (St Michael's Hospice) 主催のオープン・ガーデン(料金は6ポンド)で庭が公開された2軒のうちの1軒をご紹介します。
ライ観光には欠かせないマーメイド・ストリート (Mermaid Street) という有名な通りに面しているお宅。かつては病院として使われていた建物ですが、現在は個人宅となっています。立派な正面姿は何度となく目にしていたけれど、今回はふだん見られない庭に入ることができるということで、今年のオープン・ガーデンの予定がすべて掲載された案内用の小冊子を手に入れた時からずっと楽しみにしていたのでした。
前日の天気予報で聞いたとおり生憎の雨降りでしたが「このチャンスは逃せない!」と張り切って出かけました。
開場から1時間ほど経った頃に到着。天気のせいか人はあまりいませんでした。
写真を撮って回るのには都合がいいかもしれないけれど、寄付金を集めるためのチャリティー行事なので、入場者数が少なくなってしまうのは残念なことです。
空はどんより。でも、華やかに咲いた花が雰囲気を明るくしてくれます。
花壇やプランターなどに所狭しと様々な植物が植えられていましたが、季節柄バラの花が特に見事でした。
見た途端「わあっ」と声が出たのが、いちばん奥にあったノット・ガーデン (knot garden) です。
「結び目模様の庭」という意味で、ツゲや矮性植物を使って模様を描き、その間に草花を植えた花壇で、イギリス発祥のデザインだそうです。
期待していたとおり、いや、それ以上にすてきなお庭で、大満足のオープン・ガーデンでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿