2013年9月2日

ペンズハースト

2013年8月31日(土)

ケント(Kent) のペンズハースト (Penshurst) という村を訪ねました。いつもより30分ほど早起きをして、午前7時半過ぎに家を出発。電車を乗り継いでリー駅 (Leigh, 実際には「ライ」と発音されています) で下車。そこから3マイルほど(約5km)歩いていきます。


途中で見かけた古木「シドニー・オーク (Sidney Oak) 」。2002年にエリザベス2世女王陛下即位50周年を記念して選ばれた英国名木50選の一つだという説明書きがありました。ペンズハースト一帯の大地主であるシドニー家ゆかりの楢の木で、1554年に植えられたものとされていますが、実際はもっと古くて樹齢1,000年ほどである可能性が高いそうです。



約900年の歴史を持つ洗礼者聖ヨハネ教会。1170年に最初の牧師の聖職任命式がカンタベリー大司教トマス・ベケット (Thomas Becket, 1118-1170) によって執り行われました。ベケットはその2日後にカンタベリー大聖堂で暗殺されたそうです。


教会前のレスター・スクエア (Leicester Square) にある建物。左の写真は通りに面した側から、右は教会側から撮ったものです。14世紀に建てられたものもあるそうで、これも長い歴史を感じさせます。


村の公民館。風見は馬。

それから、かつて鍛冶屋で現在は食料品・日用品店&郵便局&ガソリンスタンドになっているおもしろい建物を見ました。写真を撮りたかったのですが、残念ながら次から次へと正面に車が入ってくるので、泣く泣く(?)あきらめました。(こちらのウェブサイトにちょっと写っています。)

教会の外のベンチでのお弁当タイムの後は「ペンズハースト・プレイス (Penshurst Place & Gardens) 」へ。この邸宅と庭園についての記事はこちら



「ペンズハースト・プレイス」訪問の後は、村のティールーム (Fir Tree House Tea Rooms) の庭でお茶。人気のあるお店のようで、席が空くとすぐに次のお客さんがやって来て、常に満員状態でした。私はスコーンとケーキと紅茶のセットをいただきました。紅茶はアッサム、ケーキはアップル&ラズベリー。向こうに見えるのは夫が注文したコーヒー&くるみのケーキです。燃料補給ができたので、帰りもさくさく歩けました(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿