2017年3月15日

イックルシャム⇔ユーディモア

2017年3月13日(月)


土曜の敵を月曜で討つ(・・・って、何言ってんだか)。空は青空、びっくりするほどのポカポカ陽気。先週の土曜日にはぐずぐずしていて歩きに行き損ねたので、この日は前日からちゃんと計画を立てて、朝9時半前に家を出ました。


イックルシャム (Icklesham) でバスを降りて、ユーディモア (Udimore)に向かいます。


とある農場の近くにある踏切。遮断機はなくて、両側に門があります。私たちみたいな歩行者は単に門を開閉して、電車が来ないことを確認して渡ればいいわけですが、渡ろうとした時に手前の標識の上にある注意書きに目が留まりました。

「車両で渡る場合や動物を連れて渡る場合は、必ず電話をして、横断する時間が十分あるかを確認してください。車両が大きかったり速度が遅かったりする場合はその旨伝えてください」という指示があり、「1.先に反対側の門を開けておいてください 2.速やかに渡ってください 3.横断後はきちんと門を閉めてください」という手順が示され、小さな文字で「この指示に従わなかった場合は罰金1,000ポンド」と書かれています。

見てのとおり、普通の車がブンブン走るような道路ではありませんから、「車両」はトラクターやコンバインなどの農業用車両、「動物」は主にヒツジやウシのことだと思われます。この農場の方たちが踏切の主な使用者なのでしょう。


「へぇ、こんな踏切、初めて見た。電話するところを見てみたい!」とおもしろがっているところに、噓のようにタイミングよく車がやって来て(鉄道整備の作業をするために来たようです)使用現場を目撃することができました。この後、車は踏切を渡り、この男性は反対側の電話で横断終了の報告をしていました。


ユーディモアの聖マリア教会で昼食休憩。その後通った森には、この記事の冒頭の写真にも写っているウッド・アネモネ (wood anemone, 和名はヤブイチゲ) がこんなふうにたくさん咲いていました。ブルーベルの葉もいっぱい見かけました。あと一か月ほどで花が咲くのかな。楽しみです。


フェンスの向こうにいるのはアルパカ。お互いに対する好奇心で見つめ合っちゃいました。


復路はブリード川 (River Brede) に沿ってイックルシャムまで戻りました。もしかしたら子羊の姿が見られるかもしれないと淡い期待を抱いていたのですが、やはりまだ少し時期が早かったようです。妊婦さんはたくさんいましたけどね(笑)。

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