2012年10月4日

リッチモンド・ハウス

2012年9月28日(金)~29日(土)

チチェスター (Chichester) のB&B(ベッド&ブレックファスト)「リッチモンド・ハウス (Richmond House) 」に一泊しました。


20年ほど前に初めての一人旅でイギリス南海岸沿いを訪ねた時にあちこちで利用して以来、B&Bが好きになりました。特に、ふつうの住宅を改装した、せいぜい3~4部屋ぐらいまでの、小規模で家庭的な雰囲気のあるB&Bが好きです。

リッチモンド・ハウスは部屋数が3部屋で、チチェスターの街の中心から徒歩で約10分のところにあります。人気のある宿で、週末はずいぶん前から予約がいっぱいになっています。今回の旅行も最初は土・日に行こうと考えていたのですが、ぜひ泊まってみたかったこの宿がすでに満室だったので、夫に休暇を取ってもらって金・土に変更したのでした。


私たちが泊まった部屋は、3部屋のうちでいちばん狭い(いちばん安い)部屋です。ひときわ目立つのは「本棚」。このドアの向こうには何があると思いますか。一見クローゼットですが、実はシャワーとトイレになっています。

ふかふかして暖かい羽根布団、寝心地のいいベッドでぐっすり眠って(「酔っていたからでしょ?」なんて言わないでくださいね)、気持ちよく起きたらお楽しみの朝食です。


朝食は一階のダイニングルームにて。テーブル3卓が並んでいます。台の上にはシリアル類が用意されていますが、私たちはパス。ジュースは、搾りたてのオレンジジュースと地元産のアップルジュースがあります。この日はまず(自家製?)クロワッサンが出たのですが、これが絶品!パリパリ、ほろほろの歯ざわりにバターの風味が口いっぱいに広がって幸せでした。メイン(?)はたくさんあるメニューの中から選べます。私はフル・イングリッシュ・ブレックファストからベイクド・ビーンズを抜いてもらいました。写真のいちばん向こうにあるのはブラック・プディング(豚の血を材料に使った腸詰め)です。それからトーストと紅茶。温かい飲み物もたくさんの種類から選ぶことができます。

ふだんの朝はこんなにたっぷり食べることなどないのに、旅行中だとお腹に入るのが不思議です。しっかり燃料が入ったところで、いよいよチチェスターの街に出かけます。

→ 他のチチェスター関連記事へ。

0 件のコメント:

コメントを投稿