2018年6月11日

サウス・ダウンズ・ウェイ その3(ボトルフス~ワシントン)

2018年6月9日(土)


白亜層の丘陵地を通っている長距離トレイルのサウス・ダウンズ・ウェイ (South Downs Way) 。前回から1か月以上間が空いてしまいましたが、ウェスト・サセックス (West Sussex) のボトルフス (Botolphs) からワシントン (Washington) まで約7マイル(11km強)を歩いてきました。


午前5時に起床して、7時前に家を出て、バスと電車を乗り継いでショーラム=バイ=シー (Shoreham-by-Sea) 駅に9時15分頃に着いたら、駅の近くで朝市(?)が開かれていました。ここからボトルフス方面に向かうバスが来るまでに待ち時間が30分ほどあったし、朝食をとってから4時間近く経過して小腹が空いていたので、このマーケットでポークパイを買って、すぐ近くの教会 (St Mary de Haura) の墓地のベンチでおいしくいただきました。


ボトルフスには午前10時15分頃に到着して、ウォーキング開始。


放し飼いにされているブタがたくさんいました。さっきポークパイを食べてきたのは、ブタさんたちには内緒(笑)。


気持ちよさげに寝そべっている大きなブタさん。


天気が良く、暑すぎない気温で、眺めもなかなか。


小高くなって木立が見えるチャンクトンベリー・リング (Chanctonbury Ring) で昼食休憩です。

チャンクトンベリー・リングは、鉄器時代の土塁跡にチャールズ・ゴーリング (Charles Goring) という人が1760年にブナやシカモアカエデの木を植えた場所で、サウス・ダウンズ・ウェイの象徴として素晴らしい眺めを誇っていたそうですが、1987年10月のグレート・ストーム (Great Storm) の暴風で多くがなぎ倒されてしまったので、現在の姿はその後再植林されたものです。グレート・ストーム後、植林が始まる前に行われた大規模な発掘調査では、3~4世紀に建てられたと思われる古代ローマ時代の神殿跡が見つかったそうです。


トレイル沿いには、ポピー(冒頭の写真)や、アザミ、野生ランなどの花がたくさん咲いていました。


午後3時半頃にワシントンに到着。写真は村の聖マリア教会です。壁に火打石 (flint) が使われています。

帰路はワシントンからバスでステニング (Steyning) まで行き、バスを乗り換えてショーラム=バイ=シー駅まで戻ります。



ステニングは、歴史の古そうな多様な建物が並ぶ通りもあって面白そうな村だったのですが、バスの発車予定時刻までの時間が20分ほどしかなかったので、じっくり見て回る時間がなく、夫が残念そうにしていました。

ショーラム=バイ=シー駅からブライトン (Brighton) 駅経由で帰り、最寄り駅からバスに乗って、帰宅したのは午後7時45分頃でした。さすがに少し疲れました。

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2 件のコメント:

  1. あら、うち(カフェじゃなくて、実家です。)のかなり近くまでいらっしてたのですね。ステニングは前に勤めていた会社のR&Dがあったので、よく行ってました。そこのマーケットもおいしいものたくさんありますよ。
    現在、自転車で通勤を考え中。私も、今の季節の恩恵を受けたいです!でも、私の今の体力のなさでは無理かなぁ…。

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    1. あん庵さん、コメントありがとうございます。

      楽しく未知の場所を歩いています。サウス・ダウンズ・ウェイのウォーキングが主なので、近くの町や村をじっくり見て回る時間がないのが残念です。

      自転車通勤、いいじゃないですか。頑張って(?)ください!

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