2018年6月25日

サウス・ダウンズ・ウェイ その4(ワシントン~アンバーリー)

2018年6月23日(土)①


白亜層の丘陵地を通っている長距離トレイルのサウス・ダウンズ・ウェイ (South Downs Way) 。この日はワシントン (Washington) からアンバーリー (Amberley) まで約6マイル(10km弱)歩いてきました。

前回と同じく朝は5時起床。7時前に家を出て、バスと電車を乗り継いでブライトン (Brighton) 経由でワージング (Worthing) 駅へ。そこから更にバスに乗って、ワシントンに着いたのが10時頃でした。近くの公園のベンチに座ってサンドイッチで腹ごしらえをしてからウォーキング開始です。


しばらく歩いた後、トレイルからはっきりとは見えないところにある石のベンチにたまたま気づいて、見に行ってみました。時々「ベンチの変わった表記」という記事を書いていますが、今回は表記が変わっているのではなくベンチに特徴があるので、ここに載せることにしました。


ちなみに、これがベンチからの眺めです。


遠くの丘の上を牛の群れが行進しているのが見えました。写真ではわかりにくいと思いますが、けっこう迫力がありました(笑)。


前回は放し飼いの豚をたくさん見ましたが、今回はトレイルの両側に大麦・小麦・オート麦などの麦畑が広がっていました。


ところどころに掲示されていたポスター。犬の散歩をする飼い主に対して、家畜や野生動物を脅かさないための配慮を求めています。『TAKE THE LEAD』の「lead」 は「犬をつないでおく紐」のことで、「犬を紐につないでください」と呼びかけているわけですが、「take the lead」という熟語表現には「模範を示す、先頭に立つ」という意味があるので、「率先して行動し、他の飼い主の模範になってください」と、掛詞のような言葉遊びにもなっています。


「パラム・ハウス (Parham House and Gardens) 」というお屋敷の広大な敷地が見えました。左側の写真では赤い矢印で示したところにある邸宅を拡大したのが、右側の写真です。邸宅の手前に教会があるのも見えます。


お屋敷のウェブサイトに載っている動画です。


アラン川 (River Arun) の近くにあるアンバーリー村が見えてきました。トレイルからは少し離れているのですが、草葺屋根の家が並ぶ美しい村だという評判なので、見に行ってみることにしました(→ 草葺屋根が並ぶアンバーリー村)。


トレイルを離れる少し前に見かけた藁のロール (bale) ごろごろ風景。この光景が大好きな私です。

この後はアンバーリー村に立ち寄って、アンバーリー駅から午後4時17分発の電車で隣のパルバラ (Pulborough) 駅へ行き、35分ほどの待ち時間の後、駅前から5時発のバスに約1時間乗ってワージング駅へ戻りました。ワージングからは朝と同じようにブライトン経由で電車で帰り、わが家の最寄り駅からバスに乗って、家に着いたのは午後8時半過ぎでした。ウォーキングの行き帰りがかなり厳しくなってきました(笑)。

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