2013年5月2日

オズボーン①

2013年4月24日(水)①


ワイト島 (Isle of Wight) 旅行3日目。前日とは違って曇り空。やや肌寒い中、ニューポート (Newport) からバスで10分ほどのオズボーン (Osborne) を訪ねました。

オズボーンはヴィクトリア女王 (Queen Victoria, 1819-1901, 在位1837-1901) と夫君アルバート公 (Prince Albert, 1819-1861) の別荘のある保養地だった場所で、女王はここでお亡くなりになりました。まずは邸宅オズボーン・ハウス (Osborne House) を見学。受付で「写真撮影禁止」と言われて残念に思ったのですが、入ってみて納得。豪華な内装、すばらしい調度品、絵画、彫刻・・・写真を撮ろうにも一体どこから手をつければいいのか。それに、この日はオフ・シーズンの平日で人が少ないにも関わらず各部屋や廊下で人の流れが滞ることも時々あったので、混雑した日にみんなが写真など撮ろうものなら全然前に進めないこと必至です。ちなみに邸宅の見学所要時間の目安は90分だそうです。オズボーンのウェブサイトに内部の写真がいくつか載っているので、興味のある方はこちらで「State Rooms」と「Family Rooms」のページにアクセスしてご覧ください。



オズボーン・ハウスを出てすぐのテラス・ガーデンには花壇が51あるそうです。


邸宅の近くにヴィクトリア女王のスコットランド人召使ジョン・ブラウン (John Brown, 1826-1883) を記念したベンチがありました。1997年のイギリス映画『Queen Victoria 至上の恋 (Mrs. Brown) 』には二人の交流とそれにまつわる騒動が描かれています。

次は、オズボーン・ハウスから歩いて20分のスイス・コテージ (Swiss Cottage) に向かいます。歩くのがたいへんな方や時間のない方は邸宅から出ているシャトルバスを利用するのが便利です。


スイス・コテージはヴィクトリア女王とアルバート公の子どもたちの教育のために建てられたもので、王子と王女たちはここで園芸や料理の訓練を受けたそうです。コテージの側には一人ひとりに割り当てられた畑があり、それぞれの名前が入った農具類なども展示されていました。

ここで昼食休憩。オズボーンはピクニックOKということだったので、スイス・コテージ近くのティー・ガーデンでサンドイッチを食べました。

オズボーン② に続きます。

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