2012年3月23日

ウィールドウェイ その4(バーウィック~ホースブリッジ) & ミチェラム修道院

2012年3月21日(水)

前日の火曜日に仕事から帰ってきた夫が「明日休みを取ったから歩きにいく?」と言います。朝出ていく時にはそんなこと言っていなかったので驚きましたが、何でも午前10時ごろ仕事中に「明日は天気が良さそうだなぁ」と突然(?)思い立ったそうで・・・。もちろん異存はないので、ウィールドウェイ (Wealdway) の続きを5マイル(8km)ほど歩きにいくことにしました。


バーウィック (Berwick, しつこいようですが、実際の発音は「ベリック」に近いです) の駅から歩き始め、アーリントン貯水池 (Arlington Reservoir) のそばを通ってウィールドウェイのルート上に戻ると、すぐにアーリントンの聖パンクラス教会が見えてきました。が、この日はここで昼食休憩ではありません。


教会を訪ねた後、アッパー・ディッカー (Upper Dicker) に向かって歩いている途中たくさんの牛に出会いました。子牛が一緒にいなければ、犬を連れて歩いていない限りまず攻撃されることはないとわかっていても、牛のそばを通る時はいつもビクビクしてしまいます。

アッパー・ディッカーでは、村の食料品店に立ち寄って、お昼ごはん前だというのに「ダウンズビュー・ファームハウス (Downsview Farmhouse) 」のアイスクリームを買って食べてしまいました。

この日の昼食場所に夫が選んだのは、ミチェラム(「ミケラム」と発音する人もいます)修道院 (Michelham Priory, 入場は有料) の庭。


堀に架かった橋の先にある堂々たる門楼は、14世紀に建てられたそうです。


修道院は1229年に建てられましたが、ヘンリー8世 (Henry VIII, 在位1509-1547) によって1537年に解散させられました。その後サックヴィル (Sackville) 家所有の邸宅となり、現在はサセックス考古学協会 (The Sussex Archaeological Society) が管理しています。



時間の関係で見学がかなり駆け足になってしまったのが残念。右上の写真で手前に写っているのは、18世紀に作られた幼児用歩行器。ガイドの女性が「けっこう高さがあるし、身体を入れる口がせまいでしょう。丸々した赤ちゃんだと使えませんよね。歩行用補助器具というより、子どもに動きを取れなくさせる檻みたいですね。」と言うのに笑ってしまいました。左下の写真では、蓋の裏の複雑な鍵のからくりに「どうなっているんだろう?」と見入りましたが、結局はよくわかりませんでした。

「もっとゆっくり見たいなぁ」と思いつつ、2マイルほど(3km強)先のこの日のゴール地点ホースブリッジ (Horsebridge) に向かってウォーキング続行。ところが、半分ほど歩いたところでフットパス (footpath) が建築工事中のため閉鎖されていました。仕方がないので車道に出て回り道をして住宅街を歩いていたら、帰りにホースブリッジから乗る予定にしていたポールゲート (Polegate) 駅行きのバスが停まるバス停を発見。時刻表を見ると、1時間に1本のバスが約5分後にやって来るというので、そこからバスに乗ることにしました。というわけで、半マイル(1km弱)ほどズル(?)をしましたが、お見逃しのほどよろしくお願いします。

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