2011年7月28日

ヘイスティングスのウェスト・ヒル

2011年7月26日(火)

ヘイスティングス・ストローラーズ (Hastings Strollers) のグループウォークで、ヘイスティングスのウェスト・ヒル (West Hill) 周辺を歩きました。


午前10時半にオールド・タウン (Old Town) のジョージ・ストリート (George Street) にあるウェスト・ヒル・リフト (West Hill Lift) 乗り場に集合。この日の参加者は、私を含めて4名のメンバーと、カナダのノバスコシアから旅行にいらっしゃっていたご姉妹です。

ウェスト・ヒル・リフトは1891年に竣工したケーブルカーです。1分ちょっとの乗車時間でほとんどトンネルの中を行くので景色が見えないのは残念ですが、初めて乗る私は何となくウキウキして、それなりに楽しかったです。


丘の上から見たヘイスティングスの街です。駅のすぐ近くの学校 (Sussex Coast College Hastings) やショッピング・センター (Priory Meadow) が中央に見えます。海の近くにはセント・レオナルズ (St. Leonards-on-Sea) のマリン・コート (Marine Court) が見え、遠景にはイーストボーン (Eastbourne) がかすかに見えます。


セント・メアリーズ・テラス (St Mary's Terrace) という通りには、建築学的・歴史的に重要な建築物としてグレード指定されている家がたくさんあるそうです。アメリカ人画家ジェームズ・マクニール・ホイッスラー (James McNeill Whistler, 1834-1903)  の母親が1876年から1881年まで暮らしていた家と、「グレイ・アウル (Grey Owl) 」のインディアン名で知られ、カナダの野生動物保護運動に取り組んだイギリス人アーチボールド・ベラニー (Archibald Belaney, 1888-1938) が住んでいた家には、それぞれプレートがかけられています。グレイ・アウルはヘイスティングスの有名人で、博物館 (Hastings Museum) にも展示があります。私は観たことがありませんが、ピアース・ブロスナン主演の「Grey Owl」(1999年)という映画もあるそうです。


ウォーキング中に見かけたきれいな額紫陽花。わが家の裏庭にも今年夫が苗を植えてくれました。すくすく育っていますが、花はまだ見られそうにありません。

2時間半ほど歩いて景色のいい丘の上でランチタイムを取ったあと、みんなでカフェに行ってお茶とケーキとおしゃべりを楽しんで解散となりました。

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