プー・カントリー ① からの続きです。
「プーの棒投げ橋 (Poohsticks Bridge) 」を離れて、ギルズ・ラップ (Gills Lap) に向かって坂道をしばらく上っていきます。ここには、「クマのプーさん」の作者A.A.ミルン (A. A. Milne, 1882-1956) と挿絵を描いたE.H.シェパード (E. H. Shepard, 1879-1976) の記念碑があり、協同で「クマのプーさん」を創り出し、アッシュダウン・フォレスト (Ashdown Forest) の魅力を捉えて世に知らしめた二人の功績を称えています。作中で「魔法の場所 (Enchanted Place) 」として出てくるこの場所で、気持ちのいい風に吹かれながら、目の前に広がる景色を眺めました。
次は、「100エーカーの森」として描かれた500エーカー・ウッド (Five Hundred Acre Wood) を訪ねます。森に向かう道の一部は、ローマ人支配の時代(43 - 410 A.D.)に作られた道路が通っていたところだそうです。夫によると、ルイス (Lewes) とロンドンを結ぶ道路の一部だったのだろうということです。
500エーカー・ウッドの中を歩きながら、「ここで、プーや仲間たちが遊んでいたんだなぁ・・・」と想像をふくらませました。森には野生のシカがいるらしく、足跡をたくさん見かけたのですが、残念ながらシカの姿は見られませんでした。
森を抜けてウィジーハム (Withyham) まで行き、そこからバスに乗ってタンブリッジ・ウェルズ (Tunbridge Wells) 駅に戻りました。この日は、ハートフィールド (Hartfield) からウィジーハム (Withyham) まで、ちょうど馬の蹄の形のようにぐるりと8マイル(13キロ)ほど歩きました。
100エーカーの森」として描かれた500エーカー・ウッド (Five Hundred Acre Wood)… 何て素敵素敵!とワクワクしてしまいました。
返信削除歩くのが苦手な私だけど、ここの森は歩いてみたいですね~
>koya
返信削除イギリスには森が他にもたくさんあるけれど、「クマのプーさん」の舞台に
なったというだけで、なんだか特別な森のような感じがします。まさに
「魔法の場所」ですね。