2010年6月28日

ディッチリング・ビーコンからルイスまで

2010年6月26日(土)

ブライトン (Brighton) 駅からバスで20分ちょっとのディッチリング・ビーコン自然保護区 (Ditchling Beacon Nature Reserve) からルイス (Lewes) 駅まで約6マイル(10キロ弱)歩きました。

名前に使われているディッチリング・ビーコンは、外国の軍艦が接近したときなどに、それを知らせる合図をするために沿岸の高台に設けられた、烽火を焚くための場所だったところです。


歩き始めてすぐ、来た道を振り返ると、たくさんの牛の姿の向こうに見えるポピー(poppy) の花の赤い色が鮮やかです。

最高気温が25℃を超えて、暑いけれども不快な汗をかくほどではなかったこの日、同じようにウォーキングに来た人やサイクリング・乗馬を楽しむ人たちに大勢会いました。


しばらく歩くと、プランプトン・カレッジ (Plumpton College) が見えます。農業に関する学科が中心の学校だそうです。

さらに歩いていると、レジャーではなく明らかにトレーニングのために走っている一団に追い越されました。その容貌と雰囲気から、夫が「グルカ兵 (Gurkha, イギリス軍に属するネパール人傭兵) の訓練かもしれないね。」と言うので、「こんな景色を見ながら走るなら気持ちもいいかもね。」と言いましたが、本当に訓練だったらそれどころではないかもしれません。


ルイスの町では、経度0°のグリニッジ子午線が通っている場所にプレートが敷かれています。

この日は、特に大きな見どころはないけれど、高台から下に広がる景色を眺めたり、鳥の声を聞いたりしながら歩くのを楽しむウォーキングでした。

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