白亜層の丘陵地を通っている長距離トレイルのサウス・ダウンズ・ウェイ (South Downs Way) 。先々週の続きで、デビルズ・ダイク (Devil's Dyke) からボトルフス (Botolphs) まで5マイルほど(約8km)歩きました。
前回と同じく午前8時前に家を出てブライトン (Brighton) に向かい、駅前からバスに乗って、デビルズ・ダイクに到着したのが午前10時半頃でした。
デビルズ・ダイクはナショナル・トラスト (National Trust) が管理しています。私は昔から旅先などでの記念スタンプ集めが好きなので、ナショナル・トラスト専用のスタンプ帳を買って、お屋敷や庭園などを訪ねるたびに押印してもらっています。デビルズ・ダイクにはスタンプがあるかどうかわからなかったので、案内所代わりに駐車場に止まっているナショナル・トラストのバンにいた係員の女性に尋ねてみたら、「すみません、ないんですよ。私は『スタンプを作ってほしい』と何度も何度もお願いしているんですけど・・・」とのこと。
「・・・でも、よかったら、私が何か描きましょうか」と言って、スタンプ代わりに悪魔の絵を手描きしてくださいました。うれしいですねぇ。
この日はぽかぽか陽気の上天気で、視界もかなりよかったので、丘の上からの眺めをずっと楽しみながら歩くことができました。写真はフルキング (Fulking) の村の辺りです。
牛や羊もたくさん見かけました。
アドゥー川 (River Adur) に架かる橋を渡って、ボトルフス村へ。
アングロ・サクソン時代(5世紀~11世紀ごろ)からの古い歴史を持つ聖ボトルフ教会に立ち寄りました。ボトルフス村は、かつて海に近かったため漁業や製塩業で栄えていましたが、海岸線が遠ざかってしまってからは衰退の一途を辿ったようです。
この日のサウス・ダウンズ・ウェイのウォーキングはここで終わったのですが、トレイルを離れて、更に1.5マイルほど(2.5km弱)歩いてブランバー (Bramber) の村を訪ねました。
ブランバー城 (Bramber Castle) は、門楼や城壁の一部のみが残っています。右下の写真は、すぐ近くにある聖ニコラオ教会です。
ゆっくり見て回る時間がなくて残念でしたが、村の中心部(?)には趣のある建物が並んでいました。
帰りは、午後4時前にここからバスに乗って、ショーラム=バイ=シー (Shoreham-by-Sea) 駅へ。帰宅したのは前回と同じく午後7時頃でした。
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