前の記事に書いたスモールハイス・プレイス (Smallhythe Place) からバスでライ (Rye) に戻って、火曜日と土曜日の午後しか開いていないラム・ハウス (Lamb House) へ。思いがけずナショナル・トラスト (National Trust) の梯子をすることになりました。
家の中は玄関広間、電話室、応接間、食堂が公開されています。ひととおり見学して、お目当ての庭へ。
3年以上前に訪ねた時(→過去記事「1066カントリー・ウォーク その4(イックルシャム~ライ)」)と変わっていたのが、庭でお茶ができるようになっていたことです。ラム・ハウスが開いている時にはいつでも利用できるのかどうかはわからないのですが。
ライの町長を務めたこともある作家E.F.ベンスン (Edward Frederic Benson, 1867-1940) もラム・ハウスに住んでいたことがあります。今年3月にグループウォークで、ライを舞台にしてベンスンが書いた『マップとルチア』シリーズゆかりの場所を回りました(→過去記事「『マップとルチア』ウォーク」)。作中にこの庭がチャリティーのためのガーデン・パーティーに使われた描写があります。
前にも書きましたが、ここのところイギリスはよく晴れて暑い日が続いています。ロンドンをはじめ内陸部では気温が30℃前後ですが、私が暮らしているイングランド南東の海岸近くでは、たいていそれより5~10℃気温が低いので、風があるととても気持ちがいいです。めったにないことなので、せいぜい楽しんでおこうと思っています。
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