2014年9月15日

ポールゲートからアルフリストンまで

2014年9月13日(土)①

秋が足踏みをしているかのように、暖かくて天気のいい日がめずらしく続いています。久々に早起き(・・・と言ってもふだんより30分ほど早かっただけですが)して、バスと電車を乗り継いでポールゲート (Polegate) まで行き、アルフリストン (Alfriston) 経由でエキシート (Exceat) まで歩きました。


ポールゲートの町を離れて、のどかな風景を楽しみながら歩いていると、「今日歩くコースは初めてのデートで歩いたのと同じコースだよ。覚えてる?」と夫。「えっ、初デートは(白亜の絶壁)セブン・シスターズ (Seven Sisters) じゃなかったっけ?」と答えると、「それは二回目のデート。」とのこと。わが家では、この手のことは夫の方がよく覚えているんですよね。


たくさん見かけたマージョラム (marjoram) と(たぶん)カラカサタケ (parasol mushroom) 。


ふうふう言いながら坂を上った甲斐のある眺め。向こうにファール・ビーコン (Firle Beacon) の丘がきれいに見えました。


写真右手に少しこんもりした塚があるのがわかりますか。英語では tumulus(複数形は tumuli)といい、新石器時代後期から青銅器時代末(2000-800BC ごろ)にかけて死者を埋葬した場所だそうです。サウス・ダウンズ (South Downs) にけっこうたくさんあるのですが、何の標識もないので見逃してしまうことも多いです。ちょっと高くなっているので、景色を眺めるために上ったりする不敬な輩(= 私)もいます。


5マイル(8km)ほど歩いて、アルフリストン村の聖アンデレ教会が見えてきました。初デートの時は遠くからまず教会が見えて感動し、わくわくしながら近づいていったように思うのですが、今は周りの木が成長して教会の姿がずいぶん見えにくくなりました。残念・・・なんて言ったらいけませんかね(笑)。


アルフリストンの村にあるパブ兼宿屋の「ジョージ・イン (The George Inn) 」。最初に営業許可が下りたのがなんと1397年という歴史ある宿です。

この後は、聖アンデレ教会前の芝地で昼食休憩を取り、旧牧師館 (Alfriston Clergy House) を訪ねました。記事はこちら

2 件のコメント:

  1. Sparkyさん、こんにちは(^_^)
    暖かな過ごしやし日が続いてるとのこと!
    素敵な初デートだったのでしょうね~
    良いところですね!

    ファール・ビーコンの丘、映画とかにも登場しそうですね。
    イギリスにはこういった丘がたくさんあるようで、とても眺めがいいですね。
    いつもたくさんのお写真に魅了されていますよ!

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    1. あんりさん、コメントどうもありがとうございます。夫は当時、私にすばらしい景色を見せようとがんばってくれたと思うのですが、あまり覚えていないというダメ妻です。

      ファール・ビーコンの写真、実際の眺めはもっと広大な感じなのですが、うまくカメラに収めることができていないのが残念です。

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